最近の料理本。

気を許すとすぐ書庫から本があふれて、ソファーの上やらサイドボード、ピアノ、食卓の上にまで本の山が出来るので
私自身は本を買わないようにしていたが最近、「一期一会」と思って料理本は買うようにした。
料理本の世界も「流行り廃れ」があってその変遷がなかなか面白い、ここ20年ほどは「素敵な奥様」が紹介する
「素敵な暮らし&レシピ」(ex.栗原はるみさんなど)が主流だったけれど、最近は「ブログ発」の料理本が増えている。
「ヤミーさん」とか「たかこ@さん」とか(「コウケンテツ」さんは、誰かの息子だっけ)、こういうのをコレクションすると「歴史」を集めてる気になる。
実家の母が「お嫁入り道具」としてもってきた料理本セットを眺めるのが大好きだったなあ。
あのレトロな全集はどうなったのかな?「飯田深雪」が監修していたような気がする、実家のどこにあるやら。
今は「料理研究家」(というか「フードコーディネーター」というのかな?)「根本きこ」さんがお気に入りで、いくつか作ってみている。
素材の組み合わせ方が「アジアン」で面白いが、残念なことにやはり関東風の味付けなのでレシピ通りにつくるとどうも塩辛い。
「濃い口醤油」「赤だし」文化だなあ、同じように有元葉子さんや松本忠子さんも駄目だったりして、
素材の組み合わせが面白くても口に合う、あわないはあるな。
行正り香さんは九州出身だからか、あんまり塩辛いと思わない、今のところ味付けでしっくり来たのは野口日出子さんくらい、
阿川佐和子の「今更ながらの和食修行」で初めて知って、何か本を買いたいと思いつつまだ買っていない、
料理本はすぐ「絶版」になるんで(で、似たようなものを別の出版社から出す)買い逃すと痛い。
なんのかんので私のスペースにも本が増えてきたわ、書庫なんてあってもやはり本はあふれるのよ、(涙)
ほどほどにしておかないとな。
「ウーウェン」さんと「枝元なおみ」さんの本もまだない、二人とも、とにかく出す本が多くて、、「決定版」を出して欲しいす。
料理研究家は初期の本の出来がいい人と、だんだんよくなっていく人がいるように思うが、これも私の好みの問題だな。
忙しいので、お勉強関係の本をお休みして、以前借りてよかった「戸塚真弓」さんの「パリからの紅茶の話」を読んでいる。
ダルタニャン物語と「失われた時を求めて」を読みたくなった。夏はそういう方面に逃避するかな。
昨日「ハイハイン」の用語説明があったのにうけた。あのおせんべいが好きなんで、他に好きな人がいるっぽくてうれしい。