電子書籍のお話、、(?)

電子書籍が一般化して(?)、イケアの本棚が奥に押しやられている!てな記事を読んで、
ハテ、装飾用に豪華本を買う富裕層が果たしてイケアで家具をそろえるのかどうか、家具もそれなりの豪華なものを買いそうな気もするなあ、、
「飾っているだけの本」は「インテリア」で、内容なんかほとんどないんだよね、
こんな本、飾っているだけでも知的能力が疑われそう、
でも「それはそーゆーものだ」の共通認識(?)がその部屋に招かれたものにはあったりするしね、
むしろ、それを入れる「家具」が「イケア」である方が問題視される。
結局、どういう人がイケアで本棚を買ってきたか、で、どれだけ本が収納できるか、それをメインに考えている人が多かったんじゃないか、
つまりそういう人にとって、「本」そのものが「情報収納庫」であって、「本」を所有することが「ファッション」ではないんだよね、
もうすぐ書庫の床面が完全に本でおおわれる、少しでも本が収納できるように天井の高さを変えたわが家では、
「電気書籍歓迎」で、「情報」の「外側」である「書籍」としての枠組みがはずれて、アイパッドに「収納」されるのにほっとしていたりする。
「この本はどこだー!」と叫ぶマイ・ダーリンの本を書庫からほぼ命がけで掘り出しに行くのは配偶者の私。(涙)
大量に本(=情報)を収集する人間と、その周辺の人間(=家族)がなんとか共に生活するために導入されるのが「イケア」の本棚で
電子書籍が出来れば、そちらに移って行くのは当然の流れのような、で、イケアに本棚はなくなる、正しい流れじゃないかな。
しかし、わが家にあるアイパッドはまだ重いわぁ、、手軽に寝ころんで読めないんだな。
最近は、アイフォンで小説を読む、字が拡大出来て年寄り向け、と聞くが、
先日、お子様に勧められてアイフォンを購入されたステキマダムが
「指に油分がないから、若い子みたいにアイフォンは使えない!」と悲鳴を上げられていて、
周囲の中高年が「ツメを使うのよ!」なんてアドバイスしたものの動かず、初期不良じゃないか、と言ってみたが、
結局「ボタン式の携帯が無難」とまた買いかえていたわ、ああ、哀しき中高年。
本はインテリアか情報収納庫か、どちらが多く本を所有するか、で、電子書籍がより一般化するかどうか決まるような。
ところで、マイ・ダーリンの情報所蔵愛に辟易としているわたしは
決して作り(れ?)もしない料理がのっている本を買うのが趣味だったりして、料理本が「実用書」と称されるのってむなしいわよねえ、、、
「見るだけ」なら、この手の本も電子書籍で十分、と言う気もするな。トホホ。
ちなみに、わが家の書庫の書棚は「イケア」ではなく「ニトリ」。いろいろ計って、試して、そうなった。
「実用」ってそういうものよ。