雑談。

アカデミー賞騒ぎは日本でも爆速で消えて、大人の事情がうかがえる今日この頃。

まあ、映画をこれから上映しないといけないしな。

たしかRDJはホームズ物の続編もあったはず。

とはいうものの、「アジア人は空気」がよくわかって何とも言えない気になる。

アジア人が無視されがちなのは「体格差」が大いにあるとみているので

韓国産大柄マッチョイケメン俳優がもっと世界征服してほしいもの、と心から祈る。

日本人男子はたまに大谷君みたいなのもいるけど、人柄的に「マッチョ」ではない。

「日本人はおっとりしている」とのことは世界中どこに行っても、

相手がアジア系であっても言われることでこれは必ずしも良いことではないのに

なんとなく受け入れてしまっているな、おとなしすぎるんだよ、日本人。

最近は広告大キャンペーンが終わったのか「早く日本を出ないともうダメ!」が

目立たなくなったけれど、私は特に「海外で子供を教育しないと!」熱に関して

あまりに幼少期に子供を海外に出して、その見た目が明らかにアジア人で

しかも体格が小柄だった場合、教育環境ははたして受ける本人に良いものかどうか、

娘たちが大学に入って以降、世代的に同期がほぼ全員帰国子女ばかりで

特に体格差が明らかになる思春期を海外で過ごした男性などは鬱屈した心情を

環境に持っているようで、聞いていると気の毒になる。

アジア圏ならともかくも、特に欧米などで「小柄なアジア系少年」として

社会に存在するのはなかなか大変なよう。

上の娘の最も親しくしている大学の先輩で高校に入るまで欧米で育った男性は

「中途半端で日本にもなじめない、かといって小さな体で欧米で過ごすのはきつい」と

現在はアジア圏駐在ではあるものの、そういう悩みを吐露したようで

「東京生まれ、東京育ち」の恵まれた環境の人間が多い大学では

どこかハズレもの感をもつ田舎育ちの娘とはどこか共感する部分があったよう。

悩みのレベルは全然違うが。

下の娘の会社の同期は高校まで欧州で過ごしたそうで、

わざわざ日本の大学(しかも理系)に帰ってきて

「天国!」「2度と海外には出ない!」と公言して

会社としては3か国語以上を操る彼は初めから海外要員であるのに

かたくなに海外勤務を固辞しているそう。

「欧米人の女の子が男を見た目で差別するのは日本の比ではない」そうで

「結婚するなら絶対日本人の女の子!」と言ってはいるものの、

感覚がどこかしらやはり日本出来ではないせいか、いろいろ苦戦しているよう。

体格さ、見た目のハードルをはるばる越えするような世代の出現を心から望むが

一部分を切り取ったにせよ、まるで相手を全くとるに足らない扱いをしても

無問題であるようなふるまいを見過ごす、むしろされた側がそれを容認する振る舞いが

未だ当然と受け入れられているようでは完全にフラットな社会ははるかに遠い。

どのように言われても、あるいは完全に黙殺されても残念な件であるのは確か。

せつない。