(AO入試を)必死に広告しないといけない理由。

統計の作為に関してネットで一時期話題になっていた気がするが

これまた作意バレバレの話題がはてなに上がっている。

AO入試合格者の出来が良い!」と朝日新聞系列は再々やっているんだが、

恐らくは大株主や社員のご子弟が「AO入試利用」合格者で

「出来が良いんです!」と旗を振ってやらないと就活で困る。

企業によっては大学入試方式までたずねるらしいので。

「就活でAO入試合格者は敬遠される」は10年ほど前に大学入試を受けた娘の時にも

言われたことだったなあ、、その時から朝日新聞は繰り返し

「実はっ!AO入試者の方がっ!!大学での成績が良いんですっ!!!」

とやっている。

今回は早稲田と東北大と、AO入試には様々なタイプがあって、

早稲田は特に私立にしてはかなり難しい方で

旧帝大もほかの私立大学に比べれば難易度はそれなりに高い。

その上で「大学の成績!」のような、ものによっては作為入りまくりの

指標のさっぱり安定しない数値でもっともらしい数字を出したところで、

「あほか」と思われるのがおちだが、最近のメディアの質も落ちたのぉ、

これもコネ入社でしか大手新聞には入社できないからか、としみじみするわ。

就活の時に大学の成績なんか関係ない!と

「就活お手伝いします!」勢がよく騒いでいるが、そういや、こういうのもはてなでは

外資!」「丸の内!」「激務!」「バリキャリ!」がやってたジャンルだな、

最近この連中は「就活」「婚活」より「アンチフェミ!」をせっせと話題にあげるが

それほど数が集まらないのも気の毒な気もする。

話を元に戻せば、要するに「AO入試者は出来が良いんです!」

と宣伝しなければいけない状況があるということで、

多分、国家資格合格者だの明確な数値を示せる結果を見たら

やはり一般入試合格者に軍配が上がるんじゃないか、

AO入試ほど「情実」と言う名の「お金」が動く分野はないので

すごい広告活動だなと、こんな風にもう「大学はお金で行くものです!」を

あからさまにしてしまっては国として発展する目がなくなりそうな、

日本が今後小国ながら体面を保つ方法をとるためには理系教育のより一層の充実を

目指さなければいけないのだけれども朝日新聞で「教育とはぁ」なんてやっている

阿呆のたわごとをわざわざブクマ集めて注目させないといけないとは、

まことに日本の将来が危ぶまれる。小手先の言葉で優秀さが決まるわけではないので。

最近はどこの地方旧帝大も特に文系はレベルの低さが目立つのが明らかなのに、

一般入試の枠をより小さくして能力だけで入る層を少なくすれば

結果的にはぼんくらしか大学からは輩出されなくなる。

賢い日本企業はほかのアジアの大学を卒業したまともな人材をとるようになるかも。

少数しか一般入試で合格しなくなれば偏差値は上がる、

早稲田や慶応の偏差値がそれで高さを保ち続けるように。

金持ちを金でたくさん入れて貧乏人の頭が良いのを少数入れるのが

もっとも「経営」には都合が良いだろう。

既に欧米ではそうなっていることだし、こんなことだけ欧米並みになってもな。

いろいろ呆れてしまうこと、多々。まともに勉強って大事。おわり。