ダウンタウン松本のあれこれはどうでもよいんだが、
ほぼ同時期に売れたビートたけしと違ってさんまはあんまり悪いネタが出ない。
最近は「やってそうでやってないかと思ったが実はやってた」みたいなのが多いので
やってたとしたってまあ、そうだろうな、としか思えなくなってしまった。
年末、一時期ぐっと冷え込んだ時、満を持してヘルノのコートをおろしたところ
大変な「正義」であった。申し分なく、温かい。快適。
能登の地震のニュースで自分以外全員の家族を亡くした私とほぼ同世代の男性が
マスコミに取り囲まれているのを見て、「これはひどい」と、
立派に育った子供を3人も失ったうえ配偶者もいない、
見ているだけで膝から崩れ落ちてしまいそうな悲劇に、言葉を失う。
こんなひどい話はない。しかしマスコミにこんな風にマイクとかを向けられるのは
耐えがたい気がするが、あまりの衝撃にそんな感覚もなくなるか。
一人にはさせられないのならばもっとやり方もあっただろうに。
おばはんはその映像を見て心が弱ったのでしばらくテレビはお休み。
「おばあちゃんちに子供3人とお母さんで帰省」なんてよくあることだから、
身につまされる。戦争と変わらぬ悲劇。ただ合掌。おわり。