看護師さんが集団でやめた話がネットにあって、これは時々聞く話だなあ。
かなり昔ではあるものの、勤務医をしている身内から開業間近の病院の看護師さんが一斉にやめて開業が遅れたのを聞いたこともある。
院長の奥さんが強烈だったとか。医療業界は本当に大変そう。「ナイチンゲール精神で最高の医療を!」が建前になる世界だものね。
親関係で病院をめぐっていると仕事のできる人に過剰に負担がかかって潰れるのを時々目にする、
してもらってる立場から見ても「無理じゃね?」というのはあるものね、
「あんたがいい子ぶってやりたいなら、あんただけがやって!」という感情論もあるだろうし。
「働く」の難しさは、その賃金ではどこまでが妥当か、が難しいところ、「働かせてやってるんだ!」なんてのが学生のバイトではあるしね。
最近になって大学生のブラックバイトの話が出るようになって、これはもっと前からあったことなのだけれど、
ようやくマスコミが騒ぎ始めたってことは、マスコミ関係者のお子様方が大学生にまで育ったことですな、誠に喜ばしい。
てな皮肉の一つも言いたくなるくらい、ホンマにうちの上の子の時には間に合わんかったわ、特に塾関係はひどいのよね。
高偏差値大学に入った地方出身者の学生を搾取するようにできてる気がするわ、
「仕事ってこんなもんだ!」みたいな、訳の分かっていない未成年相手によくもまあそんなことを、はさんざん上の娘の時に聞いた。
大人が介入すべき点が大いにあるものの、マスコミがなんにでも「モンペ」で騒ぐんで、当然のことを言っても無駄なのはわかってた。
ホンマに当然のクレームも難しい状況に持って行ってくれるからね、マスコミは。
私より下の世代の男性たちが子育てに関わるのはとてもいいことだと思うわ、男が父親として社会に関わることで明らかになるものは大いにあるものね。
PTA活動の曖昧さにもやっと光が当たるようになったし。
子供の受験やらバイトやら、いろんな自分とは違う、でも自分の半身である子供が直面する昔とは違う状況には、親として驚くばかり、
これは「親」をやってないとわからないことよ、ちゃんと親をやりながら、仕事をしなさいよ、と、ロートル専業主婦は思うわけさ。
私は結局私個人の判断でいろいろやることが多かったんで、失敗したか、と思うこともあるのよね、
どうしようもないときは配偶者に当たり散らしながら結論を夫婦で出したが。ま、それが必ずしも正解ではなかったが。
片方だけが家族の責任を担う、の難しさは私は身を持ってよく知っているのでこれからの世代はお互いが少しずつ頑張っていろいろやれるようになって欲しい。
そのほうが精神衛生面でも、いいのよ、子供にも、親にも。
アルバイトの話に戻すと、下の子の友達は某居酒屋チェーンのバイトの面接に行って
「酒が入る夜のバイトだ、女は体を触られて当たり前、まず俺に触らせろ」なんて店長に言われ
「やっすい時給でそんなこと、やらせられっか!!」と言い返して即やめてきたそうで
さすが並よりはるかに気の強い工学部女子、拍手、だわ。
娘いわく「ヤンキーじゃないけど、ヤンキーっぽい子だから出来たのよ、普通の女の子だったら、震え上がって触らせるんだと思う」と、私もそう思う。
多分その店長はそれを繰り返して味をしめてるんじゃないかな、本当に忌々しい。
女子大学生は性的にも搾取されてしまう事実にも注目して欲しい、
「金がないからキャバクラでバイト」なんてする女子大生は少数派という現実もマスコミは取り上げるべき。
いろいろ書くと腹が立ってくるので今日はこれにて終了。