雑談。

「教育実習で学校の先生になりたくなくなった」という増田を読んで、つい「秋採用もあるよ」なんて書いてしまったが、
そういや、就職活動は後ろ倒しになったんだったな、周囲から聞いているにも関わらず、忘れてたわ。これだから年寄りは、、(涙)
「喉元すぎれば熱さ忘れる」だな、コロコロ変わる就活シーズン、数年後の下の子の時はどうなっているのやら。
教育実習で教員を目指すのを辞めたくなる人間は昔から私の周囲にも結構いた、「教育学部」なのに、辞める人はいるのよね、、
でもそのあと必死で就職活動をして何とかなった、といっても、私の時はバブル景気だったが。
娘の場合はなんとかなって機嫌よく社会人をやっているのでとりあえずはほっとしたが、親としてはメンタル面で心配だったわ、拒否されるのは辛いものね。
すぐいくつもの内定を貰う子となかなか貰えない子が同じ大学でもいて、いくつも内定がもらえる子が必ずしも学業が優れているわけではない。
一番揉めるのがサークルの代表者格を名乗っていながら何もしなかったような奴が大手から内定をもらったりする場合ね、面接で平気で大嘘を付いたりする、
うちの娘は見かけなかったがたまたまそういう場面に行き合わせた友達が大層ショックを受けて話してくれたそう。
わかるわぁ、、そういう妙に要領のいいやつっているもの。勝てないわねえ、そういうのには一生。
そういう奴を採用した会社からは早々に撤退、が正しい判断ザンス、下手に同期で採用されたらずっと仕事の手柄を横からかっさらわれる。
勝てない奴とは戦わない、これは私の人生訓ざんす、無駄に負ける必要はないのよ、その勝負ははじめからフェアではないし。
なんにしても就活の極意、というのは「諦めない」そして「考える」なんだよね、「希望を持つ」も大事、でもその「希望」は常に「現実」とすり合わせる。
多分若者にとって一番難しいのが「諦めない」だったりするような。「希望を持つ」もそうかな。経験値が圧倒的に少ないものね、おばはんと違って。
就職活動は経験値を上げるのにとてもいい機会なのでそういう気持ちでやってもいいかも。仕事はそのうち見つかるわ、くらいの気持ちで頑張れ。
何のかんのいって、撤退場所は結構社会にゴロゴロしているもんよ、問題は「自分の心の中」なんだよね、真面目であればあるほど劣等感を募らせる。
ま、要領だけで大手企業に入った人間って、新卒でも3年、そこにいられなかったりするんで。
本人は「キャリアアップ!」とか言ってどこまでもポジティブだけど。でもずっとそのスキルは「要領がいい」だけ。その情けなさに気がつく能力すらない。
社会生活において「要領」というのは大切なスキルではあるけれど、それだけで社会でやっているわけではなさそうだわ、どこでもそうじゃないかな。
なんにしても、就活、頑張れ、とおばはんは、リクルートスーツに身を包んだ若者を見かけるたび、涙するのでした。昨日の我が子だしね。
生きるって辛い、でも生きるって幸せ、を学ぶために経験値を上げるのです、、