エンタメ・メモ

「やってるように見えて、やってないかと思ったらやっぱりやってた」枠に

入った蝉之介のせいで様々な配信が迷惑するのでは、と憂う今日この頃。

最近、マイダーリンとネットフリックスの配信をよく見ている。

ここ数年、どっぷり配信(廃人?)生活をしていたおかげか

アテクシが選ぶものは大体「あたり」で、マイダーリンはイマイチ。

「ほの蒼き瞳」などは秀作でハリー・ポッターシリーズでハリーの従兄弟、

ダドリー役だった俳優さんが良い味を出していた。

そのほか「アッシャー家の崩壊」など、小説原案の現代劇も

ネタをよく知っている側には面白く見られる。

これは私一人で見た「サンドマン」もお耽美な映像がことのほか美しく

アメコミの原作も翻訳されて我が家にある。私は読んでないけど。

アメコミ、と言うよりグラフィックノベルと呼ばれるらしいDCの原作を

映像化した「ボディーズ」を現在見ていて、おもしろいんだが、

途中でBLが入って、はて、これはいかなるサービスか、

マイダーリン曰くDCコミックとはいえ英国産らしく、

なるほど、ボーイズラブ原産国、しかし筋に絡むのか、この設定、と

アテクシたち老夫婦にイケメン同士のイチャイチャ、なんて何の栄養にもならないので

そのシーンが出てくるようになって気まずく思っている。

「イケメン父親がイケメンに走ったせいで娘が〇〇に、、」の理由にでもならない限り

なんだかなあ。タイムトラベル物のミステリーで面白いんだが。

しかしマイダーリンが選んだ「クレイジークルーズ」の出来は相当ひどかった。

吉沢亮は、可も不可もなく。ただ、宮崎あおいがかなりひどい。

この方は以前にも「これは外した、、」の役を無理やりやっていたのを見て

仕事はもっと真剣に選んだほうが良い、と思ったが、

今回も似たような役柄で、ひょっとして好んでやってる?と、

多分、この役を松たか子さんがやっていたらそれなりに見られるものであったろうに、

変なところで松たか子さんの偉大さに気が付いたおばはんであった、、、、なんて

あまりお勧めしない、マイダーリンは「それなりに満足した!」と言い張る

映画であった。宮崎あおい一人の破壊力、すごい。

好きな女優さんが嫌いになれるすごい作品、と言うべきか。

「大豆田とわ子」を手掛けた坂元氏の脚本であるらしいが、

以前、「これはひどい」と思ったクドカン映画でもそうだったように

宮崎あおいさんは売れっ子脚本家とは相性が悪いんではないか、

考えてみれば彼女の当たり役ってなんだっけ?と不思議なのでした。

はるちゃんが出てた朝ドラの不幸てんこ盛りになるお姉さん役が一番よかったかも。

宮崎あおいの使い方には要注意、などと考える年末であった。

配信のドラマ選びは今のところアテクシは圧勝。ほほほ。おわり。