ネト・フリ ドキュメンタリー「ルーシー・ブラックマン事件」感想・その1

マイダーリンが「「ルーシー・ブラックマン事件」ってどんな事件だったっけ?」と

ネト・フリの広告を見てたずねてきたので「犯人が逃亡した奴じゃなかったっけ?」と

これは別の事件で「市橋」という男がイギリス人女性英語教諭を殺した

同じようで全く違う事件であるのをウィキその他で確認して、

おさらいしたんで映画を見てみようか、と、見た。

こんな事件だったんかー!とウィキで確認した時もかなりの衝撃であったが

映画もさらにすごい。性犯罪事件の悪質にもほどがある!という、

現在裁判中の(たしか)丸田憲司朗や元経産省職員、佐藤大を煮詰めたような

恐るべき存在に、普段、性犯罪事件などに興味のないマイダーリンさえ

「(犯人の)〇んちんを切ってしまえ!」と叫ぶほどで

無期懲役と言わず、死刑でもよかったんじゃないか、

警察の必死の捜索でなんとかルーシーさんのご遺体発見まで至ったものの、

なんと、犯人が捕まる発端となったこの件では一審では無罪、

最終的に刑が確定するまで8年かかっている。

私が驚かされたのが、最近の性犯罪事件との類似性で

この犯人は薬で女性を眠らせた後、残酷な性行為をビデオカメラに収めている、

その上、相手が誰であったか身分証などもビデオに収めて

丸田憲司朗も同じことをしていたのにあきれ果てたが

その何十年も前に同じ行為をしたやつがいる、

しかもまたこの犯人が法外な金持ちらしく、「慶応卒」、

ビデオカメラに収められた性犯罪被害者の数は500人に達する勢いで、

明確な証拠があったにもかかわらず被害を訴えたのがたった10人程度、

「泣き寝入り」させられた女性が400人以上いることになる。

この証拠ビデオを見た捜査員には精神的なダメージを受けた人間が少なからずいた、

映画に協力した捜査員も実際の行為に関しては一言も語らず、

ただ「人間のやることか?」と漏らしていたのに涙する。

ルーシーさんはまだ21歳で、安全と思われていた日本で被害にあい、

そのご家族の必死の訴えで事件が発覚したのだけれども

もし英国のご家族が動かなければまだ被害者は増えてさらに陰惨な、

ルーシーさん以外にも死亡者がいたのでさらに死者も増えただろう、

まことに胸糞過ぎる事件であることを確認したのでした。

ネットではさらにこの犯人である緒原城二の家族が

弁護士を100人つけただの「冤罪だー!」と騒いだ、だのが出て、

そういえば、一時期、ルーシーさんの英国のご家族までバッシングする記事が

あったような、テレビで一時期騒いでいた記憶があったので何がどうなったのか、

よく知らなかったものの、ここまで凄惨な性犯罪事件だったとは思っていなかった。

アタマのおかしなパリピがセックス殺人をした、くらいの認識しかなかった。

その認識をまずは改めた、ということをここに。感想は続く。