琥珀先生が復活されておる。
お子さんのお受験が無事終わったのかな、なんて考えるおばはん。
微妙に話題になっている宮崎駿の映画を見に行こうか、
かの原作本は私たち家族の母校である元旧制中学だった高校の
入学の課題本だったことを思い出す。あんまりいいイメージがないんだよな。
今にして思えば、15歳の高校入学前のお子様に
「君たちはどう生きるか!」なんて聞かれても、はて、だよな。
特に私と娘たちが卒業した地域底辺を譲ったことのない公立中学育ちでは
一応伝統のある進学高校に入学してきた時点で、サバイバルに「勝った!」だし。
この週末と現在、入れ替わりで娘たちが帰省して、娘たちの中学校の学友たちが
見事なまでに堅実に「看護師、薬剤師、医師、自衛官、警察官、公務員」で
底辺は底辺なりに生きておりますわ、
これだけよくかたい職業が集まった、というほど。
というのも結局はどこにいても似た者同士がくっついて、
「この腐った世界に俺、あたしだけが至高!」なんてのは
「ありえない!」ということで、ネットで一時期山ほど見かけたこの傾向は
現在多少おさまっているようで、何より。
あの熱病のような流行は、私世代くらいの昭和親父の脳内イメージを
ライター志望のこぎれいな顔の女の子に言語化させて注目を集める、
親父の機嫌も取れる、お姉ちゃんたちも売れる、で一挙両得だったのか、
あれを「マーケティング!」と呼ぶとしたら、
まことに「生娘シャブ漬け」であるよなあ、などと思うのでした。
ツィッターのデマ拡散はツィッター内だけで完結するのであれば、問題ないのかね。
それとも中で先鋭化していくのか、
企業がスレッズを始めてくれればスレッズはやろうか、
リアルタイムの交通情報を集めるのにツィッターはそこそこ役に立ったので
スレッズがそうなったら登録しようか、と思うおばはんであった。
娘たちは「あんまりもうああいうのには手を出さないほうが良いよ」と言うけれど。
おわり。