最近、見たもの、読んだもの。

オスロ警察殺人捜査課特別班 サムエル・ビョルク」

ノルウェーのミステリ、どこかで勧められていたので読んで、はて。

アメリカのドラマシリーズの北欧版か。続きモノかも。

男女のバディーもので30代独身女性と60前後の離婚した男性、

二人に恋愛要素はなく親子的関係で謎を解く。星は3つくらい。

「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディみかこ

以前から話題で読んでみたかった本。大変面白かった。

奇妙な話だが、私は娘たちが通った私の母校中学のことを

この本のいくつかのエピソードを読んで思い出した。

世界中「底辺」と呼ばれる公立中学には似たような話があるのかも。

「底辺」というのは自称ではなく他称であり、

実はそこにいるものにその意識はないものの、その蔑称を自覚もしている。

ブレイディ氏のご子息の中学は「元」が付くそうでそこがちょっと違うが

我が(娘含む)母校の場合、「創立以来、地域の最底辺を支えております!」な

奇妙なプライドもあったりしてそこからにじむ不思議な生命力が

学校を成り立たせている。

賞をもらうだけあって面白い本だった。星は金星を含む5つ。

日本映画を二つ。

「ミツバチと遠雷」

いまさらながらではあるが、乙女心を持つマイダーリンリクエストで。

恩田陸を私は読んだことがないのだが、上の娘が高校時代から好んでいる。

原作もよいのだろう、出演者全員が魅力的だった。

安定の松岡茉優ちゃん主演ではあるものの、私はこの主人公は元・能年玲奈

現・のんにやってもらいたかった。複雑な心象風景と存在の透明感は

のんであればもっと説得力があった気がする。星は4つ。

「あの子は貴族」

一時期ネットで騒いでいたのでネットフリックスにて私のみ視聴。

門脇麦さんファンなので期待しないで見て、結構よかった。

門脇麦さんのかわいらしさには十分満足し、また水原希子さんが上手い。

水原さんは仕事を選んでいるのか、私は映像より静止画で見る機会が多いが

演技が自然でよいのでもっと仕事を増やしてほしいものだ。

石橋静河さんもよかった、が映画の中のセリフ「私の父親は外にも女と子供がいる」に

ドキドキしてしまうおばはんであった、、余計なことの記憶はあるんだよな。

内容は特筆すべきことはなく、この魅力的なお嬢さんたちのほぼ親世代としては

「簡単に離婚はさせんやろ」とか「古い良家のわりにおひなさまがしょぼい」とか

ろくでもないところに目がいって、「バンダイ〇ムコ」が出資している割に低予算感が

どことはなしに漂っていたものの、主人公たちが素敵なので許せる。

原作を読もうと思った。星は4つかな。

色々忘れがちなのでとりあえず、メモ。