練馬の中学校長の皮をかぶった性犯罪者は実刑判決となったようで。
このニュースは連日報道されて、乙女なマイダーリンが大変心を痛めて
「うちの娘たちの時代にもあったことなのかな」などとぼけたことを言い出したので
現在60手前のアテクシの時代から立派にあったことだよ!と言い返すと
それはそれは衝撃を覚えた顔をされたので、これが育ちの違いであるなとしみじみ。
70手前のマイダーリンは教育大付属でお育ちあそばしているので、
くそな性犯罪者が教師をやってるなんてことは信じられないらしい。
私が中学生当時の美術教師がとんでもないセクハラ野郎どころか、
実は教え子に強姦までしていた(しかも常習)ので
この手のことはどこにでもあるのだと今更ながら納得もしている。
この美術教師は地元では名家と呼ばれる一族の一人だったので
元は評判の良い学校で教員をしていたがそこでやらかしたようで
地元底辺の評判を他に譲ったことのない私の母校に中年になって赴任して
やりたい放題、自分の言いなりにならない女の子には低評価をつけたりして
私は触られるのが嫌で一度手をバシッと払いのけたせいで
何もしなくても突然大声で怒鳴られたり、ずっと美術の成績が「2」をつけられたり
(と言って、私は嫌いな教師の言うことをきかないわがまま女子だったので
この評価は正当であると納得している)まあ、散々な目にあっている。
しかし散々な目にあうのは別に私一人ではなかったので気にしていないが
本当に手にかけられた女子生徒がいたのには今でもあきれ果てている。
被害者の父親が自分よりも年寄りの教師に娘が手を出されたと知って
ぼこぼこにその美術教師を殴った事件になってみんな知るところになった。
私の母校は保護者も武闘派なので当然の報いを受けたと感心している。
ああいうのがないとな、と、練馬の事件も途中でそういうのがなかったのか、
みんなが我慢した結果は犯罪者を助長させるのだな、と思うと同時に
先日、某所にて、進路指導の面談に保護者が来ないなんてこともあることに
驚かれたので、「ええ、来ないやつ、いるでしょ!」と驚いてしまったアテクシは、
本当に育ちが悪いのだな、世の中、そんなもんだ、と思っていること自体が
やはり育ちの悪さであるとしみじみ思い知らされているのでした。
私の地元ではいまだに美術教師と言うものを嫌悪している人間が多くて
わが子たちの時代の美術教師は女性でほっとしていた。
いつまでも地域に大きな禍根を残すよな、この手の事件は。
練馬の校長の事件もいつまでも嫌な記憶として残るだろうが
この校長、「比左嘉」なんて凝った名前からして結構な名家出身かもしれん。
いい弁護士がついてそうな感じの「物語」
(性経験が少なくて~だの、「相手を愛していた~」だの、よーまー作るわ)
が裁判で催されたようで、全くあきれ果てる。
私の知っている美術教師は首にはならずにどこかほかの僻地に流された。
そのあとの話は知らないが、
1回ぼこぼこにされたら生徒に手を出すのは怖いんじゃないか、
武闘派もたまには良いことをする、などと育ちの悪い意見を書いて
しめにするのでした。
練馬の中学校長の事件は詳細を読むに胸糞過ぎて涙。おわり。