「二人を止めて~」と、かつてのアイドルの奇妙な曲を唐突に歌いだすおばはん。
ポーランドにロシアのミサイルが着弾、って、
「わざと、だよ?」とプーチン君が思っているんだったらガチ喧嘩になるやんけ、
なんと迷惑な。そうでなくてもいつも買っているアイスクリームの値段が激上がりして
しょんぼりしているというのに。まあ、冷凍庫の電気代もかかるしな。
それにしてもいきなり60円上がるってなあ、、、、
最近は食品に限らずどんなものでも100円近く上がってるよな。
そしてまたポーランドの話、私が子供時代もポーランドでさんざんもめていた記憶が。
当時はまだポーランドは旧ソ連の支配下で何が何やら、でも今はNATO加盟国。
何もしないわけにもいかないし、この先何をされるかわからないし、
長らく中立の立場だった北欧がNATO加盟する!と言い出したのは
やはりプーチン君がガチで壊れた人間だとみなしているからか、
ここ数年北欧ミステリを読み続けて、北欧諸国がロシアに感じている漠然とした恐怖を
少し理解できるようになった。「何をしでかすかわからない隣人」は怖い。
以前この日記にも書き残した、ヘニング・マンケルのエッセイの「嫉妬」を
時々思い出す。マンケルが知り合いに「もしエイズで死ぬことになったら」と
尋ねたら「出来るだけ他人に感染させてやる、自分だけ死ぬなんて耐えられない!」と
答えられた、これをマンケルは「嫉妬」と称して、私はその発想に驚愕した。
「あきらめる」の選択肢はないのか、欧米人とはなんと強欲な、と
同じことを私はプーチンに感じて、世界を手に入れられるほどの大国を
掌中に収めながらいずれ必ず死は訪れる、それに耐えられないのではないか、
故に今回の紛争ではないか、などと考えたりする。
自分が手に入れたものを次にほかのだれかが手に入れるのは我慢できない、
自分が死ぬなら他人もできるだけ多く道連れにしてやりたい、
と思っているんじゃないか、マンケルのエッセイの発想には普遍性がある気がする。
ある程度以上の成功を収めたものにありがちな傲慢さが戦争を引き起こす、
やはりプーチンの寝首を掻くくらいのことをしないと終わらないんじゃないか、
と、おばはんは、嘆くのであった。
「けんかをやめて~ふたりをとめて~わたしーのためーにーあらそわないでー
もぉおこーれぇえいーじょぉおぉー」と河合奈保子くらい可愛かったら
あるのだろうか、このシチュエーションは、と思った若かりし頃の自分を
何故かポーランド着弾のニュースを見て思い出したおばはんであった。
平和が一番。おわり。