と、思わせたブクマを見て、久々に某所を読んでしまったわ。
はてなでは「大学進学は人類の権利！」と信じられているようで、
私はそこまで大学教育に期待がないので、貸与型の奨学金を使って
聞いたことのない、資格が取れるわけではない大学にしか行けないんだったら、
高校出て就職したほうが良いんじゃないか、と思うんだよな。
これが私の「育ちの悪さ」で、工業高校だとか、看護学科、栄養学科などに進学して
技師、准看護師、調理師になった子供のほうが
よほど堅実に人生を歩んでいるのを見るからなんだろう。
彼らを「底辺！」と呼ぶのは違う気がする。
「学区が超危険‼」とは聞くが、校内で強姦事件が多発するとか
毎日一人はリンチされるとかは、まだ聞いたことがない。
私と二人の娘の母校は「荒川区の中学よりひどい」と
東京から来た転校生の保護者に言われたことがあるものの、
地域の上位層全員がご近所にある「私立」に行くわけではない。
そこまで「上位組」の考え方が一致した地域はないと思うが、
はてなのブクマは教育関係では常に同じ意見しかないようだ。
多分はてなの皆様方は「私立中高一貫校の同級生全員が医師、弁護士、高級官僚」
ばかりなんでしょう、そりゃ、中学受験では負けられない！（わはは）
でも、そういう日本人ってどの程度いるのか、はてなでは異様に多いようだが
結局、恵まれた家に生まれる人間はせいぜい全体の１割程度、
その１割の世界に子供を突っ込むのに親が中学受験を希望するのは違うかなと、
私は「荒れていなかったことが創立以来、一度もありません！」の母校に
子供たちを通わせるのはためらいがなかった。
たとえ荒れた公立中学でトラブルがあっても対応はいくらでもある。
私自身は毎日学校に行くのはたるい、と週の中頃は「自主休業」するような子供で、
そういう母親に育てられたにしては娘たちは「学校に行く！」を「権利」と思って
現在社会人になっても勤勉に働いているが
まあ、親というのは「反面教師」であることが多々あるものよ、、、
話を戻せば、親は常に子供に最善のものを与えるべき！ではないと考える私は
おそらく「毒親！」と思われるんだろうが、
常にギリギリ手に入るか入らないかのものを狙って親子ともども全力を尽くす！は、
果たして誰にでも素晴らしいものなのか、疑問に思う。
勉強は向き不向きがあり、大学教育を受けるのも同じく。
中学受験をさせることは、大学進学以外の選択肢をほぼ捨ててしまう、
その覚悟はあるのかを私はよく考える。
高卒の人間より使えない大卒者は気にならないものか、
無駄に教育だけ高い人間は社会の役に立たないものよ。
どこに行っても、人間は必ずもめ事を起こす、
ならば「環境を買う！」は無駄になると考える私は根っから貧乏人。
お金のある世界のいじめは本当にきつい。
ただいじめにためらいなく加われる社会性のあるお方は大丈夫。
某所を私がなぜ読まなくなったのか忘れていたが久々に読んで
相変わらず中立を装いつつ目標とするべき場所へ読み手を着地させるに
長けた人であることよ、と、
某所の方は、常に揺るぎがなく自分が確実に勝つ世界にしか所属しない。
どのような言説を発しても勝ち組にしか所属できないその狭さが
私には理解しづらい また、もう読まないほうが無難だな、と思ったのでした。
忘れてうっかり数年後に読むのかね、そうならないことを自戒。
現在のはてなは思っていた以上に「中学受験全肯定！」派が多くて
都心に住むお金持ち層が多いのね、と感心したのでした。
富裕層が「弱者男性！」を語るのか。ははは。おわり。
