やりきった、、、

と、言う感を持つ「上陽賦」、全43回、全部見た、長かったわ、、、(涙)

実はマイダーリンのミスで1回だけ飛ばすことがあって、

まあ、話が全くわからなくなることと言ったら、とんでもない。

1回見ないだけで「王宮は占拠した!」の主人公のお父ちゃんはとらえられてるし

ピンピンしていたはずのお母ちゃんも死んでいる。

その後まとめて再放送があったので何があったかようやくつながったが、

1回飛ばすだけでわけのわからなくなる急展開ぶりは最終回まで変わらなかった。

感想は、といえば

「主人公のお父ちゃんとその妹のおばはんが死ねば早くに解決だったんじゃね?」の

身もふたもなく、こんな極悪な兄妹が国を混乱させて引いては子供を不幸にするとは

恐ろしい、恐ろしいドラマであった、、、とにかくこの兄妹が最凶。

最終回で二人がやっと死んでくれたのでようやく平和が訪れる、

中国は親に孝行を尽くす儒教の国なのだろうがそれもほどほどにしなければ

何のためにそれをやるの?と聞きたくなる暴挙にええ年の人間が走るようなので

「老いては子に従い」はまさに金言だよな。

私が最後までわからなかったのが、この父ちゃんとおばちゃんは、

自業自得で散々な目にあいながらも子供に助けられて回復するなり邪悪になる、

最終的に主人公の父ちゃんは自分が皇帝になろうとするものの、

その息子はそこまで権力に熱意がなく、主人公である娘も特に望んでない、

なのに、自分がただ「なりたい!」というだけでなろうとする、

残り少ない人生を皇帝として過ごして幸せなのかどうか、凡人には測りかねた。

展開の速さにおいていかれがちではあったが、見続けられたのはやはり

チャン・ツゥイィーの絶大な魅力とほかの俳優さんたち、

また見事な王宮のセットや美しい衣装、細かな装飾などなど、

もう1度見てもよいかな、なんて思ったり。大国の底力ここにあり!って感じ。

チャン・ツゥイィーの美しさも素晴らしかったが、

お相手の俳優さん、簫碁(しょうき)役のジョウ・イーウェイが良かった。

ジャッキー・チェンをイケメンにした感じ、と前に書いたか。魅力的だった。

魅力的といえば、ろくでなしのお父ちゃん役のユー・ホーウェイもすごい。

ろくでもないが人を従わせる迫力がある。

中国歴史大河ドラマに開眼しそうになったのであった、、、

(でもどれも無茶長いので別のを見るかどうかは未定。)おわり。