いろいろ。

「ソロキャン」の言葉ができるよりも遥か昔、現在50代半ばの私の親世代

(80代前後)すでに「一人で山に入る」のジャンルは存在して、

女性でもそれをする人間はいないわけではなかった歴史をネットは全然語らない。

当時から男女ともに一人で山に入った時のトラブルはあって、

女性への暴行もふくまれていたので、善良なる山好きは犯罪防止、倫理啓蒙活動に

少なからず尽力してきたので、現在がある。

「山であった人には声をかける習慣」は山岳活動は思いがけぬトラブルが多いので

お互い手助けしよう、から生まれたことだろうが、そこを逆手にとって

拒否されているのにしつこく「ライン交換!」なんて求めるのは下種の極み、

「女一人が山に行って襲われるのなんて当然だよな」をしたり顔でいうのは

意識が50年以上古い。そういう意識を撲滅しようと

細々とでも山好きは山に入る環境をよくしようと努めてきているのだから。

「山に行けば女とやれるかも!」で入ってくる男というのも、

結局は「現代社会に甘やかされた」阿呆どもで、

昔よりも山に入る敷居が低くなっているから性犯罪者もやってくる。

それを防止する活動をせずに「女が甘やかされているから!」とは

本当に何と言ってよいのやら。一連の騒ぎにはあきれてしまった。

最近のネットの騒ぎは「男の育児ではぁ!」と「男なら空手!」と

ババア世代の私には既視感ありまくりで「ワハハ!」となってしまうんだが、

こういう「父親がぁ!」の鼻息荒い連中のお子さんが「空手道を極めた!」とか

仲間に一目を置かれた、はあまり聞いたことがなく、

向き不向きと親がどの程度その活動に協力的かでその後が変わる。

結局、人に一目置かれるほど鍛えられるお子さんは、

ご両親がその道でそれなりの活動をされてきた人のほうが多い。

私は中学時代に娘たちに剣道をさせて知り合った、剣道8段の道場主の奥様から

「武道をしていたら人に一目置かれるとか、礼節が身につくとか、幻想だからね、

本人がそれが好きで強くなるにつれ、自分がわかってきて礼儀正しくなったりは

あるけど親が「礼節を身につけさせたい!」で入ってきた子は

本人が好きにならない限り、何のプラスにもならない。わかってない人ほど、

本道の周辺狙いでやってきてかき回して去っていく」と厳しい言葉を賜って

なるほどと頭が下がった。お稽古事は本人が好きなものをやらせる、が基本。

空手だろうが柔道だろうが、機会を与えてやるのは大切だけど、

「保育園で一目置かれるため!」はほぼ親の「下心」でしかないんで、

相変わらず「男親はぁ~」と言いたがる父親には笑わされる。

不思議と私の周囲では「女親はぁ~」を言う人はいなかった。

30年近く前でもそんなレベルだったけれどね。案外都心は遅れてるもんだ。

昨日のニュースで驚いたのがレバノンのゴーンが1500億の損害賠償を求めてきた、

日産が求めた額の10倍以上を個人が吹っ掛けるとは

どこの誰がこのろくでなしを引っ張ってきたのか、

いわゆる「コンサルタント」の暗躍があったんだろうが。

これをやった日本側の人間は国賊として収監すべきかも。

もう日本にはいないだろうが。

「ゴーン、しゅごい、しゅごい!」の片棒を担いだ連中の名前は晒しておくべきだな。

工学部卒の娘の同期たちはトヨタ、ホンダ、マツダ、スバル、ダイハツだのと

車メーカーに少なからず就職したが、不思議と日産は聞かない。

なんとなく敬遠されているメーカーっぽい。人はトラブルは避ける。おわり。