インスタ肉画像・メモ。

なぜこんなに肉を焼く画像は魅力的なのか、私だけなのか、と思ったが、

よく考えると山ほど画像が出るということは、愛好者が山ほどいるからで

何にこんなにひかれるんだろうな、私の場合は万年ダイエッターだからか。

肉画像の面白さは、この世界には調理法が山ほどあるのと、

肉に火を通すとは熟練の腕が必要とされるのがわかることでもあり、

まず、殺した獣の皮を剝ぐために火を使うやり方があったりして、

鳥の羽根などばあっと一気に焼いて取り除く手法もあるのがすごい。

手間暇かけて羽を抜くのは面倒だものな。

そのほか、肉の塊の表面をほぼ黒焦げにしてしまう調理法も

皮を取り除く手間を省いている場合もあるようだ。

黒焦げにした皮の部分が一種の調理道具となって中の肉が蒸されつつ火が通る、

こういうのも生活の知恵だよな、黒焦げ部分は当然きれいに切り取られて供される。

一見雑に見える肉の焼き方でもよく考えられていて原始的なようでも侮れない。

また、皮をぱりぱりに焼くは世界中で好まれる焼き方らしく、

丁寧に表面に油を塗った上でじっくりとあぶって油を落とす。

アメリカのバーベキューではこれはあまり見られない、

主に焼かれているのが牛肉だからか。アメリカは鳥は大体フライドチキンにされる。

アメリカで好まれているらしいのはあばら骨部分の塊肉で

日本では「骨付きロース」と呼ばれているらしい。

私は「ラック」かと思ったら「ラック」は羊肉でしか用いられない名称のよう。

この骨付きの大きな塊肉を上手に焼いて骨部分がすっと取れる、

この画像はいくらでも出てくるので、自慢できる完成した焼き方らしい。

「焼いた後で骨が難なくすっと取れる」はどの獣肉でも示されるので

「俺の腕前を見ろ!」の画像なんだろう。

南米で塊の肉を独特の調理器具の中でぐるぐる回して焼けた表面の肉を削って出すのは

シュラスコ」と呼び、この削った肉を中をくりぬいたパンに詰める画像が良く出る。

最近、このパンをくりぬいた中に塊肉を詰める画像はいろんな肉で出るので

流行っているのか、おいしそうだが味付けは何なのか、

アジア以外の国で肉の味付けといえば塩コショウがメインなので

アメリカで「吉田ソース」がバーベキューに大売れに売れたのは当然だろうな、

本国日本での評判はいまいちではあるが、

それは日本にすでに山ほど「焼き肉のたれ」があるからで仕方がない。

2年ほど見続けた肉画像の感想はまだまだあるが、とりあえずここまで。

娘はユーチューブで日本料理の達人の鮮やかな魚おろしを見るのが好きで

私と似たところがあると思うのでした。決して自分ではしないのも。おわり。