いまどき。

世の中がコロナ禍から抜け出して動き始めているのでおばはんも何かしようかと。

本当なら下の娘の大学院修了と同時に働くか、趣味を探すはずだった、が、

コロナではな、、、(涙)

そもそも、我が家はマイダーリンが趣味はともかく私の職探しに良い顔をしない。

現在の感覚では信じられないだろうが、そういう世代の人でもある。

増田に自分の子供を産ませた結婚相手を「寄生虫」呼ばわりして

馬鹿にしているものを見かけて、

これが本当なら、子どもは母親を馬鹿にして育ってそんな女と結婚した父親も

最終的には馬鹿にするだろう不幸にため息が出る。釣りであってほしいものよ。

しかし、現実に娘たちの周囲を見ると、今でも転勤族の相手と結婚すれば

特に男性が海外赴任であれば女性は仕事を辞めている。

娘たちの同期で専業主婦はほぼ全員が海外で子育てをしていることを思えば、

どれほどの苦労をしているか、これを自分も働きながらするのはきついだろう。

そもそも海外で仕事をすること自体、きついものがある。

ゆえにたいていの企業では帯同者に多くのメリットを与えて仕事を支えてもらう。

下の娘の事務系の同期二人ともが社内婚をして帯同のために仕事を辞めたものの、

「無理して仕事を続けるより、帯同に出たほうがお給料もよくなるし、

仕事にも専念できる、こういうのには勝てない気がする」と娘はぼやいていた。

「憧れの駐妻!」などと、本気かウソか、話したりして。

海外に出るはともかく、国内でも知らない土地に一人で行くのはハードルが高く

ついてきてもらえるならばそれに越したことはないだろう。

働く娘は二人とも「今でも専業主婦は勝ち組!」と断言して、

それが都心であっても、保守的なご家庭はやはり存在して、

「女の子は25歳までに結婚、すぐ出産、夫を支えつつ子供を立派に育て上げる!」の

価値観を有して、働くことが自己実現でしかない程度にお金持ちなので

「専業主婦」はなくならないだろうな、

と言って、大体家業のなにがしかに所属しているので「専業主婦」ではないが

やっていることはオーソドックスな専業主婦業であったりする。

それが良いとも悪いとも言えないが、そこで大きく教育事情に差がついたりは

するだろうと、この手のご家庭はどれほど広告屋

「今はインターナショナルスクール!」と騒いだところで、

代々同じ日本の学校を選ぶので歴史はつながる。

都心でも価値観は地方とさほど変わらないところもあるな、と知って

結婚前に価値観をすり合わせておくことは大事、と思うのであった。

既婚の娘の夫氏は仕事は「どちらでもよい」とのことで、

むしろ結婚した同期の男が娘に「絶対やめたらあかん!」と言ってくるそう。

今どきの男子は絶対的に共働き志向、

「自分の仕事についてこさせているくせにね」と娘はあきれている。

こういう話ってどうにかならないものか、困ったもんだ。