いつまでも「子供」気分で扱うのはよろしくない、と改めて。
何か言われたわけではないけれど、
子供に「大人の対応」をしてもらっていると気がついたような、
考えすぎかもしれないが、やはりもう「大人同士」の付き合いをしなければ
いつか親子関係と言えども破綻するのではないか、などと、
旅行は楽しかったんだけれどもね。
我が家の娘たちはお勉強が良く出来たようにお仕事も良く出来るようで
たくさんの仕事を抱え持ちつつ、今度娘の一人が入籍することになって
お相手にいろいろ気遣う点が多いよう。
例えば私が「専業主婦」であるということとか。
我が家の娘は結婚して仕事を辞めるなんて選択肢を考えたことがなく
結婚しても働く気満々で、とはいうものの相手も自身も「動く」のが仕事の一部で
落ち着くのを待ったらいつになるかわからない、
とりあえず入籍だけしておこうと言うことで、
お相手は「仕事をしてもしなくても良い、一緒に幸せであればそれでよい」の考え方で
娘を尊重し、また私たち親の立場も尊重してくれる。
しかし私のようにのうのうと専業主婦に胡坐をかいて好き放題にしているのを
感じると、同じような生活をさせてあげられないかもしれない、気後れを
相手に与えるのではないかと娘は気遣って、それを私も感じ取り、
つつましく生きなければいけないと反省している。
「ママと私とでは立場が違う」のような話をふとされて、頭が下がるばかり。
それからこの怠け者の母親から生まれたにもかかわらず(だから余計にか)
つつましやかで何もかもを少しづつ、でも確実に、全部ひとりで、と考える、
しかしそれがどこまで自分が望むほど完璧にできるのか、
見えないところで私がさりげなく手を貸す方法はないか、これから考えていこうと
良き娘たちに恵まれて思ったのでした。
短い旅行は「(とりあえず)来た、(なんか)見た、(土産を)買った」で
特筆すべきことは何もないのであった。
良く混んでたわ(涙)いつも行くおいしい店が予約でいっぱいだった。
また「コロナ封鎖」される前にみんなそれッとばかりに出ているな、って感じ。
おばはんは、人生を学んでいる。おわり。