と、言いたくなる「中学受験！」ネタ。
時期的なものだろうが、「コロナのせいで中学受験組は１月を全部休む！」なんて
トップブコメが「首都圏だけだから」と冷静なのは幸い、
そこまで親が熱くなる都心部のお受験事情は私には複雑すぎてわからないが、
「中学から私立でないとぉー！」はかなり割り引いて考えた方が良いんじゃないか、
「純正公立育ち！」って結構、高偏差値大学にいますよ、教育大付属でもなく。
中には「あんなド田舎の学校から！」な
「ここの大学に入ったの、創立以来僕・わたしが初めてです」なのも見かける。
中高一貫私立育ちを「養殖」と呼ぶ界隈はこういう環境に左右されずに
すんなり高偏差値大学に入った人間を「天然物」と呼ぶらしい。
お受験は不自然なまでに親子で頑張りすぎてもあとが続かなければ
あまり意味がないのだよな、就活時に見られるのは中高ではなく大学だから。
それも卒業した瞬間から意味をなくすのだから、むなしいものよ。
私は洒落にならない性犯罪を起こした人間の学歴を調べる趣味の悪い人間で
今のところ性犯罪者輩出は「陸の王者、慶応！」の一人勝ちであるものの、
性犯罪者で自分の経歴を自ら晒しまくっている人間に共通するのが、
何故か大学はただの私大なのに「灘卒！」だの「洛星卒！」だのと、
そこらあたりは東大京大にいかなければ「無価値！」とされる学校じゃなかったっけ？
と、私は首をかしげている。３０年前に聞いた話では
「ぼくらの学校で早慶なんかいったら恥ずかしくって同窓会にいけない！」と
最低ラインが国立大学医学部、と聞いて腰を抜かしたことがある。
「ましてや、関関同立なんて、学校の先生は大学と思ってくれない！」そうで、
ネットの怪しげな人間がしきりに叩いている住〇商事勤務で
電車内痴漢が疑われている人物のプロフィールに「洛星！」と高らかにあったので
それで「同〇社」ってなあ、、、と考える偏差値脳のおばはんは、
つい、洛星の近年の進学実績を見て、若干、落日気味ではないか、
「洛星行ったら京大に行かないと」の感覚は失われつつあるのか、
中高一貫の私立名門校ですら、レベルがだいぶん下がってる感があるのは、
本当に中学受験は必要なのか？の意見を強くしてしまった。
まあ、「家にお金ありまっせ」がわかる指標にはなるだろうけどな。
朝日新聞で「英国の名門校が日本に！」となぜか「ラグビー」と「ハーロー」が
日本の僻地に全寮制の学校を作っているニュースを載せていたが
その英国出身の人間が「もう日本ダメ、オワタ」と言ってる記事が
はてなで注目されていたのを考えたら、何をしに来るの？と聞きたい。
終わりつつある国で何ができるのか、
肩書だけが欲しいご家庭のアホなご子弟を集めるんでしょうが。
それでも社会で「天然物」の爆発的な能力に蹴散らされたりして
世間はいつまでも、どこまでも、案外、なかなか面白いもの。
お受験はぎりぎりの自分になるのを楽しむ程度でなければしない方が良いのかも。
と、とっくに終わりはてたおばはんは思うのでした。
はてなってなんだかんだでまだ若いのね。おわり。
