「なぜばれたか」

京大院卒就職テスト代行者は元は大きな就活業者からの「独立」組らしく、

私は千パーセント、彼を雇っていた業者からの密告で逮捕されたとみている。

警察は「ウェブパトロールで見つけた」としているが、

山ほどいる代行業者の中でなぜこの「代行歴4年」が逮捕まで至ったか、

彼の経歴は浪人して京大院卒、「〇電」がファーストキャリアではなく

元「外コン」だそうで、「外コン」の経歴を挟まなければ

「JTC」のキャリアを得られなかった匂いがそこはかとなくする。

理学部がなぜ「〇電」なのか、私には少々不思議だったのが腑に落ちた。

素敵な就活ビジネス業者は決して書かない事実だが、京大でも学部が微妙だと

「〇電」にはなかなか入れない、私は彼は技術系総合かと思っていたが

実は事務系の総合職なのかもしれない、故にそこそこ暇もあったか。

「外コン!」の経歴がインターンシップであるかのごとくに

JTCへの転職に役立つのは「外資系就職」は「実家が金持ち」が保証するからで、

今回、逮捕者の実家がどうかはわからないものの、

この先、人事関係者がつるし上げられるのではないかと他人事ながら心配になる。

しかし在学中「業者」が1件1万5千円で請け負ったテストを代行していた時

どの程度本人に還元されていたかわからないが、搾取されているのに

ようやく気が付いて独立して荒稼ぎし始めた矢先に元の就活ビジネス屋に(多分)

密告されて経歴を台無しにされる、

「就活、お手伝いします!」なんてのに「かかわるな!」の証明だろう。

理学部で院まで行って製造系の研究職に就けなかったってなあ。

娘の研究室は「外資コンサルタントに就職ー」なんてやったら

即座に叩きだされるところだったけどな。どこも「まとも」な「理系」ならばそう。

「就活ビジネス!」業者には高額のお金を支払わせて実際に代行はしないのも

横行しているらしく、確かに「騙された!」とわかっても警察に訴え出ることは

しにくいだろうと推測する。就活業者には詐欺師しかいないようだ。

「悪いことだと思ってなかった!」だの「みんなやってる!」だのの同情的な記事も

現在ちらほら出ているものの、アンケートでそう答えたのが「3割」で

「悪いと思う」のが「7割」いる事実は見逃せない。

話を元に戻せば修士卒になってたった3年で既に転職、

さほどの年数いたわけでもない企業の顔に泥を塗った彼は

顔も経歴もさらされても古巣の外資には戻れるか、

「JTCでも副業で稼ぐ僕!」はネットできらきらしていたのかな。

ところで少々胡散臭げな「JBなんとか」とあまり聞いたことのないネットメディアで

「伊〇乾」という人物が何を言っているのかよくわからない記事を出しているのを

読んで、この方「大学院卒!なんて各メディアは間違っている!」と書きつつ、

何故か帝大「性」と誤字だよな、な部分もあったりして、私並みに妙な人間のようだ。

大学で教えているようではあるものの、記事もいまいち、

経歴も問題のある記述を時々するとの指摘がネット上にあり、

ネットで「いとう」姓を見つけると、眉に唾を塗るべきか、と思うおばはんであった。

就活業者なんてのは一斉検挙、というか、かつての統一教会と同じレベルで

取り締まった方が良いともう一度ここに。成婚より梅毒を広めている婚活業者もな。

おわり。