東京滞在雑記。

ホテルライフがいまいちだったので一番楽しかったのが上の娘と食事した時のみ。

マイダーリンは娘の勤務先、というか在籍先を見たがったので

ホテルはその職場近くでとって、娘はわざわざその日出勤をして

会社帰りにホテルまで来てくれた。

すっかり「ザ・トーキョーで働くアラサー女子!」になって

颯爽と素敵ロビーにやってきて、アテクシは鼻高々(誰に?)、

愉快に夕食を楽しんだのであった。

その前にホテルまでぶらついたとき、東京駅からつながる麗しの宮城を捨てて

ごみごみしたニューヨークの街に旅立ったプリンセスはこの眺めをどう見ていたのか、

その恵まれた環境を振り捨てさせるお相手とは、やはりすごいんだろうな、などと

下民のおばはんは無駄なことを考えたんだけれど、

最近、あのバッシングの嵐の中でも無事に資格試験に合格とのことで

とりあえずよかったね、とおそらくはほとんどの日本の下民は考えただろうが

海外に出たというだけでなぜかスーパーパワーを身に着けたと勘違いしている

私とほぼ同世代のおばはんがまた本を売るために彼の資格合格をも

バッシングしているようで、いやはや、ネットは相変わらず地獄。

上の娘が話してくれた内容に

「世の中には社会に出て働くだけで迷惑になる存在がいるのよ、、、」と、

むしろ社会に出てくれないで家で引っ込んでくれた方が世のため人のため、ってな

そういう人がネットでは幅を利かせがちだよな、なんて、

この「五月の放浪者」みたいな小洒落た(?)アカウント名を名乗るおばはんは

自身のごみ本を売るためなら何でもする系で

「専業主ふ」バッシングも盛んに行っているのを見かけるものの、

かつての働く母親だった私の母世代は昔、今の専業主ふ並みの猛バッシングを受けて

それが今なくなったのは大いに歓迎するものの、

今ほぼ絶滅危惧種になっている「専業主ふ」バッシングする輩は

かつて働く母親を叩きに叩いた層なのだろうと感じるのであった。

時代の流れに敏感なのは構わないが殺しても飽き足らないとばかりに叩くのは

どんなものかね、わたしはきっと「メェー・驢馬」氏の眷属、出身地は

専業主ふ集団に焼き滅ぼされたのであろうと推察している。

そうでもなければあそこまでなあ、と思うな、異常だわ。

「社会に出ているだけではた迷惑な自称「働いている」人々」の話は

また後日。できもしないことをできると言い張った上に期限に間に合わない、

しかもその期限過ぎて受け取ったものが話にならないレベルであるのにも関わらず

「自分は仕事ができる!」と思い込んでいる、

その「お仕事」とは上にいる人のご機嫌を取ることだと信じている、

でもその上の人はご機嫌を取られても実際の仕事が出来ていなければ

切って捨てることにためらいがないので、

せめて実務担当者の機嫌もついでにとるくらいに視野を広げておけ、と

社会に出たら迷惑かけるかもしれない自覚のあるおばはんは思ったのでした。

出来ない相手は会社ごと切る!というJTCもたいていえげつないものですわ、今は。

とりあえず、海のプリンスはちゃんとやったね、と思うおばはんであった。おわり。