二人暮らしも2年目・年末編。

珍しくマイダーリンは続きの休みが取れたので、二人で旅行に行ってきた。
最近、私は枕が替わると眠れないし、食事も美味しく取れないのだけれど、ダーリンと一緒だと食事も美味しい。
と言っても食事の質が保証されているところにしか行ってないが。
ホテルジャンキーのマイダーリンと某老舗ホテルに泊まって、そこに大学生らしきカップルがいたのだけれど、そのカップルが微笑ましくて、
先日、都内の某ホテルで見かけたカップルとどこが違うのか、考えさせられた。(私も「カップル」でいるせいか?)
身なりは明らかに都内のカップルのほうが遥かに良いのだよね、都内の有名ホテルカップルはもう「いかにも!」って感じだったし。
でも「これ見よがし」ではない初々しさが昨日見かけた二人にはあった。
二人とも毛玉が出ているようなくたびれた服なんだけど、お互いが大事だからがんばってここまで来ました!な、
二人ともがニコニコとしておとなしくて、品のいい子達で、少なくとも片方だけが「すごーい!」を大声で連発するような周囲が見えないわけではなかったし。
特に女の子が少し恥ずかしそうなのだけど、私のようなおばはんと目が会うとにこっと笑うようなかわいい子だった。
ちょっとボーっとした感じだが、真面目そうな相手の男の子に「よっしゃー!この子なら合格!」と言いたくなるほど。
妙な話だが、東京に行くと若いお嬢さんは私のような中年のおばはんは「透明人間」として扱う気がする。
「いてもいない」みたいな、関西の若者のほうがおばはんに「リスペクト」があるぜ(当社比)、この違いはなんだろう。
都内ではとりわけ女性の「若さ」が珍重されるせいか。なんかもう、地方より「ヤンキー」度合いが高いぜ、東京は。
と、今年も悪口雑言で締めたい訳ではなく、まあ、周囲にとけこむ努力をする程度に頭のいいカップルが老舗ホテルに来ていて、
その老舗ホテルもそのカップルをちゃんともてなしていたということ、都内じゃ、こういう感じって、あんまりないなあ。
幸せになれるよ、二人とも、と年末にいい若者見せてもらいました、と思ったのでした。
中国人も多かったが、都内ほど爆買いしている感じではなかったな、たぶん大荷物はロビーに入る前にボーイが引き取ってくれるせいだろう。
ホテルサービスも関西と都内とでは大分違うな。
さて、美味しいご飯を食べて、二人でゆっくりして、お互いここ20年以上、仕事ばっかりしていたね、マイダーリンは外仕事、私は家仕事、
今でもその分業システムは変わらず、私は忙しいダーリンの伝書鳩になって娘たちのところを行き来する生活、これからもしばらくはそうなるね、
でも時々二人で出かけられるといいね、と仲良くしたのでした。
昨日のクリスマスイブを二人の娘さんたちが何をしていたか、少なくとも下の娘は「ぱーりぃないと」で「ママ、大皿はどこにあるの!」
と電話がかかった。騒がしいわぁ。
下の子は明日帰る予定、上の子は数日後、華やかなお嬢様方をお迎えするためにババアもがんばる。今年もあと1週間をきりましたなあ。