日常。

所用でいったことのないホテルを利用した初日が

ちょうど「ゴーツー」の割引日だったようで、割引を使わず予約していると

なぜか部屋が勝手にアップグレードされている気がするのは気のせいか。

用事を済ませるだけだったので狭くて安い部屋を選んでいたはずが

なぜかダブルベッドで広めの部屋になっていた。料金は同じ。

前にもいつも利用するホテルで同じようなことがあって常連客へのサービスか、と

思っていたけれど、ひょっとして普通に利用する客も

微妙にアップグレードしてくれるならお得なのかも。

今度久々に上の娘の勤務先を見物に行こうと、

マイダーリンが超豪華ホテルを指定したので一応割引があるか調べたものの、

多分あっという間に埋まったようで、普通の料金で予約して

ちょっとアップグレードがあったらよいな、などととらぬ狸をしているおばはん。

久々のまともな旅行で、ホテルの食事の値段に驚愕している一般庶民は

割引がなくてもちょっとアップグレードで簡単に喜ぶのでその方針で

良いんじゃないかな、

下の娘は「ママが泊まるようなセレブホテルだからじゃないの?」と

嫌味を言うが、先日泊まったのはビジネスホテルに毛が生えたようなところで

客に不思議な人がいた、などとマイダーリンに言うと「ほかに泊まれ」と言われ

確かに私はセレブマダムなのかも、と、

「〇パ」や「東〇イン」はよいホテル、と断言する下の娘は

日ごろどこに泊まっているのか、工場街近くやへき地の子会社視察では

ろくでもないホテルが多くて云々と、男性仕様は女子にはきつい、

そういうところを改善しないとなんだかんだで「リケジョ」は育たない、

と思うのであった。娘は半分面白がってはいるけれどな。

先日のホテルで見かけた不思議な客とは、なぜか向かいの部屋で1時間以上廊下を

続き部屋のように使うよくわからない男性であった。

おばはんは部屋から出られなくて困った。おわり。