「だんだん紺が似合わなくなっている」「代わりに黒が、、」とうわごとを書いたのは
数年前か。それでもなんとなく紺やら黒やら買い続けて並べてハタと気がつく。
「黒の方が色むらがない!」
要するに「紺」と一言で言ってもマリンブルーのようだったり墨染に近かったり、
素材で趣が変わったり、合わせやすいようで合わせにくい。
ところが「黒」は意外とどれも「黒」でしかなく、素材が違っても黒は黒。
黒の方が安定しているのだよな、、だから年よりはやはり黒一択か。
黒は安くても高くても割と同じ色に見えてよい色なのかも。
2年続いて親を見送ってコロナ故に葬式も簡素であったが
通夜から葬式まで付き合ってくれたご親戚は毎日同じ黒ではなかった。
「葬式のプロ!」と言うか、同じ服を二日続けて着て来ない方がいてうならされた。
お洒落な黒をたくさん持たれている。
なんだかんだで式服の黒よりそこまででもない黒服の方が
どこかしら感じが良い場合もある。考えている感じが私には好印象。
と言うわけで、もう「紺」に手は出さず、「黒」で統一するか。
そして年寄りはより年寄り臭くなるのだな。
「軽めの黒服」ってお洒落度が高く、なんか感じが良い。特に「お通夜」とかは。
礼法の先生なら「通夜で黒はいけない」とか言いそうだが、
もう今の時代、女性は黒が常識よ、、男性のスーツはともかく。
と言うわけで、おばはんは黒を買い集めることにしよう。
いい感じの黒があれば「買い」にするかな。
おばはんは首が長くすぐその首を冷やして調子を悪くしているので、
夏でもできる限り「タートルネック」を探している。探せばあるのだよな。
タートルの喪服はあまり見かけないので工夫をしたい。
葬式を行う場所は大体夏でも無茶苦茶冷房が効いているので冷える。
首の長いキリンさんは寒いところでは生きていけない、、と考えるおばはんであった。