人生メモ。

少し前に子供を作らなかったカップルで妻が更年期なのか、

40過ぎて仕事をやめてしまって現在専業主婦で、

夫に邪険にされているのを目の当たりにして、驚いた。

「妻が働いていない」ことにあからさまに夫はいらいらして

アテクシも働いていないので針の筵のような、

しかし私の場合は子供がいるゆえにその夫の中では「許せる」らしく

「二人で決めた!」子供を持たない選択肢を今頃になって後悔しているのか、

「妻が働かないでぶらぶらしている」が「許せない!」になるって

おばはんもマイダーリンにそのようなことを思われては大変だ、

職探しをいまさらながらやってみるかと考えて話すと

マイダーリンに「家でいたら」と一笑に付されたのでした。

割とキャリア志向に思えたその妻は、心折れるようなことがあって

仕事をやめてしまったのが夫には「契約違反!」に今頃思われる。

夫側の意見としては「少しでも働いて老後に備えてもらわなければ。

うちは子供もいないし、ちゃんと金を残しておかないと」と

子供がいても老後の頼りにはならないと思うけれど、

子供がいればなってもらえるかもしれない病院の保証人その他を

お金でやってもらう算段を立てているんだろう。その考え方は立派だ。

しかし、このご時世もあって仕事も探しにくかろう、それでも何かあるはずだ、

ただ家でぶらぶらされているのでは腹が立つと、

夫が在宅勤務をしているので目についてしまうのか、

相当夫が妻にストレスをかけているのを見て、それを気にしないふりをしている妻の

大きな大きなストレスを見て、おばはんは無駄にハラハラしてしまったことを

ここに記すのでした。

ネットのとあるところでキラキラなお嬢さんがキラキラな結婚をして仕事をやめて

でも子供は大嫌いで「絶対作る気はない!」と宣言しているのを見て

「今は」それで許されるかもしれないけれど、

将来、どれほど美容に気を付けようが、加齢がやがて追いついてくる。

その時に子供もいない、仕事もしていない、では夫が「何でこんな人生?」と

唐突に思いつかないとも限らない。結婚して子供を持たない、は自由だけれど、

仕事は続けたほうが良いと心からおばはんは思ったのでした。

若い時は「それもかわいい」で許されたことが許されなくなる、加齢は残酷。

私も娘たちがいなかったら今のように安穏と暮らせているかどうか確証はない。

いまさらながら、現実は厳しい。おわり。