言い回しのあれこれ。

ネットでは時々不思議な言い回しがあって

「博士課程前期卒」というのはつまりは「修士」ではないかと思うが

何故そう書かないのか、何かこだわりでもあるのか、なぞ。

一般社会でそんな話をしないのは当然なので聞くことがないものの

ネットではこの手の「ひっかけ」の言い回しを多用する人が

ある種の集団では特によく見られ、

同じ会社に二年以上在籍してないのに「外資勤務六年」と称してみたり、

「夫が倒れる」「夫をなくす」と書いてまるで「死別」を匂わせるが

実は一年足らずで離婚していたり。誠に不可思議。

話を学歴に戻せば、大学によっては初めからマスター(修士)コースと

ドクターコース(博士)に分かれてどちらかしか選べなかったりするところもあり

それならわざわざ「博士課程前期!」と書くことはないわな、何だろう、この違和感。

おばはんが細かすぎるからなのか。

学歴と言えば、先日、会社の同期だった妻に毒を盛ったと捕まったエリート会社員は

北大の薬学部卒とのことで、優秀だったんだな、と思ったものの、

修士卒」とはつまり薬学部は四年で卒業する「創薬」コースだったか、

「調薬」コースは学部で六年なのでひょっとして薬剤師免許はない人だったか、

殺された妻は学部は神戸大の農学部で大学院が京都大学

製薬会社は農学部も採用範囲内かと驚いた。

化学系や製薬会社は国立大学卒の薬剤師ならばどこにでも行き放題だけれど

メーカーに入るよりは薬剤師として働いた方が給料が良いので誰もいかない

と聞いたのを納得できるような「理系エリート!」夫婦の学歴だった。

旧帝大薬学部の四年コースで出る人はなぜか「外資金融」に入ったりする不可思議は

特に解説してくれる人がネットにいないので、私が知っているのはレアケースなのか、

いまだわからず。

とりあえず、ネット特有の「匂わせ」の言い回しは独特であると思ったことなど。

なんでこんな言い方を?と思うものは、だいたい裏がある。おわり。