「専業主婦ではなく仕事をしないワーママ!」と上の娘がぼやいたことがある。
「もっと正直に言えば仕事のできないワーママ!」と、
娘の職場に娘のサポート人員として派遣社員から正社員登用された
「子育てが終わったんで復帰しました、元総合職です!キリッ!!」の
40代ワーママが週の半分を休む、しかも期限のある仕事を休みの
代わりの人間に押し付ける、たまに仕事をしても全くできていない、どころか
大ミスを連発して怒鳴り込まれることまである、でも全然強・強メンタル、
「私って元総合職だから事務作業は退屈なのよね」とこんな絵にかいたような阿呆が
この世に存在するとは!と、「私の代わりじゃなかったのかよ、、」と
「(娘の名前)さん、休み取るとき教えてね、私の代わりができないと困るから」って
明るくけらけら笑われて、さすがにぶちぎれて
「あなたと同じ時期に必ず休みを取らせてもらいます!」と宣言。
この素敵なワーママは、実は会社の上層部に父親と夫がいることが判明して、
それでもどれだけ強いコネクションがあろうが、仕事ができない人間に
居場所などない。夫氏の立場まで危うくするようになったので、さすがにやめた。
あまりにミスを連発して彼女の夫氏が何度も謝って最終的には
夫氏が彼女の仕事をひそかに肩代わりしていたらしく、親と夫に諭されて辞めたよう。
「期限がある仕事のその期限に必ず休みを取っていてその仕事に手を付けた形跡は
全然ない。事前チェックで「これはどうなっていますか?」と確認しても
「後でメールしますねー」で全く返ってこない。引継ぎどころか、押し付ける気満々で
そのくせ後で「休み前に必死でやったんですよぉ」なんて担当者には言ってたりする、
「私がやったんですけど?」って人間が山ほどいて、
今後彼女の期限のある仕事の引継ぎは絶対しない、
そもそも期限のある仕事の進捗を確認していなかった担当者のミスの指摘にまで
発展する事態となって、どの方面からも恨みを買うことになった。
確認だって「〇〇さんに後で引き継ぎますんでそちらで確認してくださーい」って
でもその引き継ぎなんかやってないからできるわけなくて本人曰く
「子供のことが忙しくて忘れてました~!」でごまかせると信じている。
「世田谷に自分の元気な両親と二世帯住居がある人なんですけど?」
と突っ込みどころ満載な、「私って元総合職」しかも夫氏と同職だったって
「絶対、夫氏に仕事をやってもらってたよな」とささやかれて、
すぐ「できちゃった婚」で辞めたようで3年以上仕事を続けたわけではない。
「子供が~子供が~っていうけど、その子供、もう中学生なんですけど」と
彼女はあまりに仕事ができない人間の「レジェンド」として足跡を残している。
「あの人の夫というだけで顔を見るとむかつきが抑えられない!」とまで
言う人もいて「ついでにお前もやめろよ」と思っている人もいるとか。
「ワーママでもちゃんと仕事する人もいるから一緒にしてはいけないけど
一度こういうことがあると、仕事を押し付けられる気がして警戒してしまう」
「世間ではワーママは専業主婦より目の敵にされてる存在だと思うよ」
大きな声では言えないけれど、「ワーママだから!」で仕事をしない人間も
必ず存在している現実も多少指摘してもよいのかもと、
「育児中社員の仕事を巻き取るの限界」増田を読んで考えたおばはんであった。
次に娘の代わりの人員として補充された「元総合職です!」の、
娘と同じ年の女性もたった3か月でまだ試用期間も終わっていないのに
やめてしまった。
「こんなにきついとは思わなかった、もっと楽だと思ってた」と言われて
「なんで事務職が「ゆるふわ」なんて信じる人がいるのかな」
「元総合職だったらもっときついはずでしょ」と娘のボヤキはとまらない。
ちなみに40代元総合職ママは安定の「慶応卒」だったそうで
「やたらと慶応卒をにおわせる人間にろくなのはいない、
まともな人間だったら自分の卒業大学を周囲に知らせる必要なんてない」と
そこはネットも実社会も同じだな、と思った専業主婦おばはんであった。おわり。