リモート勤務の功。

ネットの「自称」賢人たちはなぜか「事務職」を目の敵にして

ことあるたびに「いずれAIに置き換わるバカしかしない仕事」と称するが

私が若かりし頃の30年前から「事務職はなくなる!」の説はあったものの

現在もまだ存在する。

かつて事務職の女性がやらされていた「お茶くみ」や「コピー取り」などは

確かになくなって、今は派遣会社に外注されるか、

良家出身のお嬢様、おぼっちゃまだけがなれる「総合職!」が

なぜかお茶くみ・コピー取りをやらされていたりして(出来が悪いせい?)

世の中の言説というのは誠にあてにならない。

かつて「営業もなくなる!」説もあり、最近「営業」では人が集まらないので

男性なら「コンサルタント」女性なら「マーケター」などと名称を変えたついでに

結果が出せなければ辞めさせるのに都合がよいように

雇用形態も特殊にしてしまったので「営業!」は確かになくなったのかも。

「事務職・アシスタント」も名称だけがなくなる気もする。

ところで、昨日記録した、何をさせてもまともにできたためしのない

AO入試で慶応です!」と入社時の紹介で自分からばらしたキラキラ総合職女子は

コロナ入社だからまだ続いているものの、リモート勤務で馬鹿がばれている。

彼女があまりにできないので上司に頼まれて手伝った資料作成を

今後もずっとやってもらえると思い込み娘に投げてよこした別の資料は

娘の仕事用メールに何の添付もなく送り付けられ

まさかそれが「資料作成しとけ」だとは娘ははじめは思わず、

別のところに送るのを間違ったのかと問い合わせたところ、

「資料作成」とだけかえってきた上に「よろしく」も「いつまでに」もなく

今後の不穏な成り行きを予測した娘は途中からやりとりをほかの人にも見せ、

記録に残るよう「オープン」にしてもよいか、彼女にわざわざ確認して対話をしたので

後で彼女が「いじめられたー!」と某所に訴え出たときにそれが証拠となり、

確認していた人もいたので彼女がいかにぞんざいに仕事を他人に投げるかも

ばれてしまった。上の娘がオープンに切り替える際でも

「〇〇ということでよろしいでしょうか?」と丁寧な言葉遣いをしても

彼女側は「いいけど?」「なんで?」とまことにぞんざいな、

彼女はその仕事が娘とかかわりもなければそれを振る資格も自分にはないのにも

気が付かず丁寧にやり取りをする娘を

「サッシの悪い事務」くらいに見下していたのだろう。

実は彼女より娘のほうが学歴も職位も上であることを全く知らず

「事務職なんてバカしかやらない」とのネット言説を信じている世間知らずぶりを

晒して、彼女の直属の上司は娘に「今後一切こういうことはさせません」と平謝り。

馬鹿に温情をかけてもマイナスにしかならないの良い見本となった。

トラブルの時に記録が残る、はリモート勤務の功で、責任の所在を正す時、

特に事務側は細かなやりとりも残っているのはありがたいことらしい。

自分たちが悪いのに「事務が悪い!ちゃんと面倒を見てくれなかった!!」などと

急に言い出す阿呆どもに「こういう経緯がちゃんと残ってますけど?」が示せるのは

本当によかった。リモートは思いがけず「できない人間」をあぶりだすのに有効で

職場を意味なくうろうろする連中も一掃されたよう。

責任と仕事のすみわけが明確になるのが特に良い点で会議も短くて済む。

今後、簡単な資料作成もできないきらきらお嬢様総合職は

どれほどAIが発達してもちゃんと使いこなす能力が備わっているとは思えず

むしろ「事務職なんて」と根拠なく小馬鹿にしたがるゆるふわ「総合職!」が

AIに置き換わることになれば、会社は無駄な会議がなくなるだろう、と

部外者のおばはんは思ったのでした。

技術系総合職の下の娘は事務系のお姉さま方に

常にやさしさというおにぎりをいただきながら仕事をして、

できないことを手伝ってくれる「みんな、神様」と大変感謝している。

上の娘は「少なくとも(妹の名前)は「私は事務仕事が苦手」の認識を持ってるから」

と下の娘をかばう。

「「できないことをやってもらう」に感謝のない人間は何をやらせてもダメ」

は耳が痛い。おばはんも気を付ける。(涙)おわり。