生活雑記。

最近、細かなところで私がお世話になっているのは30代の男性たちで

彼らには全く頭が上がらない。

一人は美容師さんで、話をよく聞いてくれてさりげなくアドバイスもくれる、

慰めてくれることもあったりして。まことに至れり尽くせり。

もう一人は靴職人さんで、実に上手に私の靴を調整してくれる。

先日は憐れみを浮かべて「きつくないからと言ってこんな靴を買ってはいけません」と

さりげなくいさめてくれたりして、

その上でちゃんと履いて歩けるように調整してくれたわ、、、(涙)

アテクシは彼らなしにしてまともに社会に出歩ける気がしない。

二人に共通するのは本職の卓抜した技術力と、おばはんをなだめる人間力

彼らに娘のことを話したりして、私にはわからないワカモノの機微を教わったりする。

最近「独身男は不幸!」の話を聞くたび、

お前ら、行きつけの理容室はもっているか?と聞きたくなる。

1か月に2回行けとは言わないが、

そこそこの金が使えるようになったら、調髪に金をかけてみてはどうか、

美容師さんでも理容師さんでもコミュニケーション能力にたけた人たちだから、

さりげなく人生のアドバイスをくれたりする。人間をよく知ってるしね。

もちろん、信頼のおける理容師、美容師に巡り合うのには金も時間もかかる。

これを独身女性はちゃんと昔からやっているから

一人でいても人生への満足具合が違う。

上の娘もめぐりめぐって今は良い美容師さんと良い関係を築いている。

人生を満たすに足る人間関係とは、

まず自分をちゃんと整えてくれる技術者を探すこと、

おばはんは、現在の美容師さんと靴職人さんをこよなく大切に思っている。

私の人生に不可欠な人々である。おわり。