定期的に「私、忙しいんでPTA活動みたいな暇な組織にかかわる暇ありません!」
てな記事が素敵なワーママから出るのをこの20年くらい見てきたが、
「無いと困る」組織なのは確かなんだよな、
場所によって妙なところがあるのも確かなんだが。
恵まれた土地のPTA組織は腐っていて嫌われているのは、
私が役員をやっていた20年くらい前からそうで、
当時一番面倒だったのが「教育大付属」のPTA組織だったわ。
1~2回しか付き合ったことないけど、おかしな理屈にまみれた変な人ばかりが
役員をやっていて、あんまり頭は良くないので正論で責めたらすぐ黙り込む、
ある意味御しやすい集団だったので、問題にしてなかった。
少なくとも底辺地区の私のPTAでは。
PTA活動で子供がかかわる、自分たちに利するものだけ利用して
マイナスは一切受け入れたくない、の考え方は、親として、どうなのか、
「お互いさま」でやらねばいけない部分を一切無視して、
自分のマイナス部分ばかりを主張する人がPTA活動反対派には結構いて
私の地区では「中学から私立に行くから、地域なんかかんけーない!」が
あからさまな人ばかりだったな、
中学からいなくなってくれるか、この連中、とほっとしたりして。
高校に進むとなぜかPTA役員は奪い合いになって、
子供の「推薦枠」狙いで役員になりたがる人ばかりだとあとで知った。
メリットのためだったら、どんなことでものむ人がいるんだよな。
20年程前、私立のPTA はどうか、お子さんを通わせている知り合いに聞いたら、
「やる人は大体決まっている」とのことで、
お家柄とか云々が絡まってなかなか大変そうだった。
PTA活動はやってみるといろんなことがわかるので1度は経験するのをお勧めするが、
何がなんでも自分の都合通りに押し通さないと気が済まない人には向かない。
自分の都合は強硬に押し立て、他人の都合には鈍感な人はいつでもどこでもいるな、
と思うおばはんであった。
そういえば、登校班はPTA組織だけが加入できる保険がある学校があって、
それに加入しないと班で登校できないところがあった。
「なくせ!」というのは簡単だが、なかなか難しいものよ。おわり。