雑談。

はてなのホットエントリにあったマーチ卒の解雇話に

「不当解雇!」のようなことを書く人間がいたが、

今はまだ試用期間中なので必ずしも「不当解雇!」にはならないんじゃないかな。

あからさまなアクセス稼ぎのときに便利なブコメを拾い読むと

必ずしも会社の言い分が「不当!」でもなさそうな。

こういう地雷物件を採用した採用者がいたたまれないんじゃないか、

と思ったが、2900人程度の会社で新入社員300人が本当なら

やめる・やめさせることを念頭に学生を取っているだろうから、

そうでもないか。つまりはそういう会社にそういう学生、って話よ、、

試用期間は日本の企業は大体3ヶ月、外資系は半年のところが多い。

めったにないことだけれど、その途中に「解雇」はない話ではない。

本採用になる前に「あまりにも」な新入社員ははじく、

これくらいの権利は企業側にあっても良い気がする。

今年、件の彼と同じく20卒の娘もその大学同期たちも

世界的に名の通った大企業に就職して

内定時期から課題が会社から出れば即応じていたもので

2月の半ばごろから各企業は学生に海外には出ないように「推奨」して

娘の周囲は全員、それに従っていた。

結局「ツアー」が中止になったところも多かったが。

名のある企業に入る学生とはそういうことが「出来る」学生なのだよね。

はてなのある集団では常に爆上げな「ト○タ」なんか

説明会の時点で既に社員教育が始まってたりして。

そういう厳しい就職活動を経てきた学生たちはめったなミスを犯さない。

マーチ卒の解雇社員はどういう経緯で採用されたのかは謎だが、

世間をあまりにも甘く見すぎているんじゃないか、

せめて親にコネがあって別の会社に入る手立てがあることを心から祈るわ。

親から金を借りた上に消費者金融でも借りるって、

もうこんなのを大卒にまでした親の苦労が見えるよう。

AO入試だったんじゃないか、いまいちな子供を親が必死に画策して

そこそこの名前の大学に無理やりつっこむ、なんてことはよくある。

就職活動でも親が奔走してようやくきめても、すぐ辞めてしまう。

今回は「解雇」だから派手に取り上げられたが、早晩やめた気がするわ。

こういう子供に先日の怪しげなネット就活業者の

「就職のときに親に話は聞くな!」話はさぞかし快く響くことでしょうよ、、

「親は敵だぁ!」とやたらと騒ぐのも、

既に「昭和の遺物」である現実をネットはそろそろ直視して欲しいものよ。

あまりにも「親が気の毒」と思うおばはんなのでした。終わり。