法廷ミステリのお勉強。

NHKの海外ドラマ枠で放映された「グッドファイト」が面白かったので

配信サービスをつかって前作品「グッドワイフ」を一気見した。

「グッドワイフ」は日本や韓国でリメイクされるほど人気だったらしく、

日本版を私も見てなかなか面白かったので以前から見たいと思っていた。

7年続いた大人気シリーズの感想はまた書くとして

ついでに英国の女性法廷ものドラマ「silk マーサ・コステロ」を

ダーリンが探し出したので見ていると、台詞に「アラバマ物語」と出てくる。

これは「グッドワイフ」の中でもたまに出てくるので、なんだろう、と

配信サービスを探すと、その大昔の映画があって主演はグレゴリー・ペック

ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンの相手役として有名な俳優としか

私は知らなかったが、この「アラバマ物語」でアカデミー賞を獲っている。

日本語訳は「アラバマ物語」だが原題は「to kill a mockingbird

「つぐみ(?)(モノマネ鳥??)を殺すこと」で、

このフレーズが時々「グッドワイフ」にあって

グレゴリー・ペックの演じた「アティカス・フィンチ」の名前もたまに出る。

調べるとこの原作や映画は欧米の法を学ぶものには必須らしく、

真実が必ずしも正義とはならない法の現実や限界を教えるもののようだ。

なーるほど、と一気見したばかりで「グッドワイフ」の内容はとんと覚えてないが

時々せりふの中に「俺はアティカスにはなれない」だの

「君はミスターフィンチか」だのとあるのに納得。

1962年製作の映画「アラバマ物語」は今みても面白く、

アメリカ製作の底力を感じさせる。

変なところで豆知識を得たものだと、

こんなことでもない限り、昔の映画は知らないし、見ないので良かったね、

と思ったのでした。

コロナによる引きこもりライフもそこそこ楽しくやっている。

あとは早くワクチンが開発されるのを待とう。

ところで、昨日から母はなりを潜めているので

「毛糸で編むマスク」製作に取り掛かったよう。

しかし実は私はともかく、娘たちのマスクは会社が支給してくれるし、

そもそも都内に住む上の娘などとっくに在宅勤務となっているので

必要がない。そう言い聞かせても何故か忘れる実家母、

古い映画でも見せておくべきかしら、とほほほほ。おわり。