ちきりん女史のブックマークは非表示なのにホットに載るのだよね、
非表示はホットエントリから弾くようにすればよいのに。
炎上はそれで大分省ける気がするけど。
久々なので読んでみると、しみじみこの女史も「あおりや」であるなと、
「マーケット感覚」とは煽ることか、と思ったり。
しかもこの手の「マーケット感覚」は「自分」を売ることだけに長けて
さほど内容がない、というか、売ってる自分自身も無内容だったりする。
「ないものをあるように見せかける」が「マーケティング」ではないだろうに。
ちきりん女史はそこまで無内容ではないが、
それでもご自身が見せかけるほど「出来る!」人ではないんじゃないか、
ネットでは何を勘違いしているか私にはわからないが
「コンサルタント」なんて銀行員よりはるかに馬鹿げた職業で
まともな大学生がつきたがる職業ではないんだけど、
就活業者は一時期煽ったよな。
思ったほどまともな学生が集まったようではないんで、
この手の業者の「マーケット感覚」は相当馬鹿っぽい気がする。
今年、私にとって特筆すべき出来事は
実はコンサルタントをしている兄弟ととあることで縁が切れたこと。
これでものすごくストレスが減ったのを最近実感している。
私の娘たちはその学歴のおかげか日系大企業の人間とすれ違うことが時々あって
たいていはすれ違っただけで終わるので、私はついお笑い種として
都心に住む兄弟に話すのだけど、そのたびにぼろかすにののしられてきた。
兄弟はたとえば野○とか三○とか、定期的に強姦加害者を出すような企業を
もっとありがたがれ、その企業のありがたみを知らない田舎モノ、
と頭ごなしに私を怒鳴りつけるけれど、
すれ違うたいていがその企業名をちらつかせて娘の持つ何らかの能力を
利用しようと近づくろくでなしばかりでそういうのを弾くのは
ある意味、自衛本能じゃないか、それを全く理解しない、
たぶん、自分がかかわる企業のひとつでその恵まれぶりを目の当たりにするので
かすめただけでもありがたいと思え、と考えているんだろう。
しかし、それは私たちにとっては大変な傲慢だ。
納得できない価値観をこちらに無理やし押し付けて
こちらが持つ少ない価値をむさぼり食らおうとするやからと
付き合わないのは大正解ではないか。
あなたが彼らの小さな隙間に分け入って仕事をモノにする努力は認めるが、
それを何故私のまだ若く経験不足な娘たちに求めるか、
その価値観に常に晒し続けた自分の子供は今どういう状態か、
考えてみたことがあるのか、と私は思っている。黙っているけれど。
私は私の価値観が絶対とは思っていないけれど、相手の価値観も絶対とは思わない。
なんにしても、私の娘たちは新世代を生きる。
ちきりん女史はとにかく「おりこうさんの優等生」が嫌いなようだが、
それは過去の自分自身に向かってつばを吐いているように私には見える。
彼女が見誤っているのは、とっくに「おりこうさんの優等生」なんていないってこと。
それからどういう形であれ着実に伸びていく人間は伸びる。
ちきりん女史はそろそろ自分の「マーケット感覚」を疑ったほうが良いのかも。
なんだか古いことをいってんな、と思った。
ついでに今年経験した痛みの残る記憶を記録して終わり。
説明しても理解してもらえないことを黙っておくのは本当にストレスだった。