雑談。

昨日のホットエントリには

「葬式をするべき!」と「老人、生きすぎ!」があったりして、

はてなも高齢化が深刻か、それとも葬祭業者から広告を取ったか。

その両方か。

生きすぎた老人が死んだときには葬式に来そうな知り合いは

とっくに墓の中なんで、最近は家族葬が多くなったな。

義理でしか行かないので、なくなったからとわざわざ伺うことは

私はないなあ、生きているときに会いに行っているわ。

最近の私の周囲の話題は「墓仕舞い」が多くなった。

墓の面倒を見る人間が少子化でいなくなった。

長生き問題だが、

私世代は今の親世代ほど長生きしないんじゃないかと思っている。

私の親世代の生への執着心は子供世代より遥かにすごい。

戦争経験者だから。

現在80代90代で生き残っている人たちはかなり選ばれし遺伝子で、

その世代が長生きだからと言ってその後の世代も長生きかと言えば、

そうでもないんじゃないか。

私より年下の知り合いが「父が先日亡くなりまして」と挨拶してくれたとき、

年齢を聞くと70代半ば、親のすぐ下の世代があっさり亡くなっている。

今の80代90代にその後の世代も続くかどうか、

希望的観測だろうが、案外もうちょっと短命かも。

100過ぎた曾ばあちゃんがやっと死んでくれた!の家族葬のあと、

相次いでその子供世代がぽっくり行ったりして、

100生きた親の子供が100まで生きるのはあまり聞かない。

同世代が集まるとため息とともに、

「90過ぎて生きてると100まで行くよ」の話題になる。

何が何でも親を見送っておかねば、子供世代の迷惑になる!

と、私ぐらいの年齢は思うんだよね、

そうなると自分たちは70代でやはり寿命を使い切りたい、と願ったり。

生への執着心が親世代よりは大分、希薄だ。

子供世代が親世代ほど長生きするかどうかは誰にもわからないものよ。

生きるも死ぬも、運次第。終わり。