兆候。

鶴見俊輔氏が今年の5月に太ももを骨折して入院していたと新聞で読んで、「ああ、そうか、、」と。
葬式に行きなれた田舎の50手前のおばちゃんは知ってるのよ、
「親が家で転んで大腿骨骨折」の話を聞くと「そろそろか、、」と。喪服の用意をし始める強者もいたり。
これは十中八九外れたことがない、だいたい半年位で「肺炎で亡くなった」と聞く。
不可思議なことに、70代であろうが90代であろうが、同じなのよね、
もう「家」で転んで一番太い骨を骨折するとは体は相当弱ってる、「よく、お体を使い果たしましたな」という感じ。
80代、90代なら割と諦めがつくんだけれど、まだ70代で、骨折するまで達者だったりすると、子供としては諦めきれなかったり。
それでも、諦めなければいけないものなのよね、、葬式に行くようになるとなんとなくわかってくる。
とか言ってる私の親はまだ生きているので、人生はままならない、というか、なんというか。
いろいろやらかしてくれて「今、お迎えが来ても私は全く悲しいと思わない」と考えた私でも、いざとなるとやはり悲しいかな。
悲しいと思って欲しいものよ、、(涙)