事件。

痛ましい事件が、また。

あっという間の犯行だったようで誰にもどうしようもなかっただろう。

犠牲者のご家族の心痛を思うとやりきれない。

ただ、ネットではこの手の加害者をすぐ「無敵の人」と呼ぶが

私はこの短絡的な呼称が嫌いで仕方がない。

これほど差別的なモノの見かたはないんじゃないか、

「ビンボー人は馬鹿だから、すぐこういうことをする」と

半分わかったような、小馬鹿にしたような物言いではないか、

ほとんど全ての恵まれない人間がこんな凶行を行うことはないので

モノのわかったフリをするのに都合の良い言葉を使うのは

結局何もわからないことになるのではないか、

実質、わかる必要性もないという社会の冷酷をよく表す言葉だと

「無敵の人」の言葉を見るたび、思う。

しかし加害者は50過ぎの私と同世代なのだよね、

この年になってもまだなおあきらめきれない何かがあるのはわかる気がするが

それでも何故、子供に手をかけたのか、

心の中ではまだ自分は同じ子供だったのか、

しかも自宅から離れた場所までわざわざ行ったのはなぜなのか、

何もわからず終わるんだろう。やはりただただ被害者の方がお気の毒だ。

昨日はなぜ来たのかいまひとつわからないトランプ大統領が帰国する日で

そのニュースとこの痛ましいニュースが大きかったが

警察官の発砲や国家公務員の薬物使用など、衝撃的な話題もあったよう。

国家公務員の薬物利用って、、、しかも教育関係ってなあ。

公立校では「ダメ、薬物、絶対」の教育をしつこく行われるというのに、

おまえんとこの職員はよいのかよ、とか思ってしまうな。

ちなみに私立校では「薬物はダメ」の教育は施されないよう。

これはどこかしら差別的だと私はいつも思う。

薬物蔓延は意外に良いところのご家庭出身者に多い気がするけどな。おわり。