２０年以上ぶりに式服以外のスーツを新調した。
働いているころ以来か、雑な性格をスーツでごまかす生活をしていたので、専業主婦となってからスーツは避けていた。
と言うか、必要がなかった。専業主婦業に必要な服は、主に「式服」だしな。
この年齢になってよんどころない事情があって、スーツを着たほうが良いだろうと判断したので探して
「これなら、まあまあ」と言うのが見つかって即決。そこそこの値段であったのも、年齢が年齢なので目をつぶった。
死ぬまでに何回着るかね？と思っていたが、スーツの威力はすごい。とりあえず、これを着ておけばなんとかなる。
しかも高かったのでモノが良い。
生地はイタリアの「ロ○ピアーナ」社製で少しカシミヤが入っているので薄くて軽くて暖かい。
私がこよなく憎む「しわ」がほとんどつかない。素材が柔らかいのでしわになりにくいようだ。
この時期、何があってもこれを着れば大丈夫、と、私の悪いところは本当にどこに行くのでもついこれを着るので、
「もうそれはやめなさい」といつかダメ出しがあること。言ってくれる人がいるのはありがたいのだけれど。
しかし、いまさらながら「スーツ」の威力を知る。こんなに便利なものとは思わなかった。
スーツと言っても、上が変形ジャケットで下は共布のワンピースなので厳密には「仕事向け」ではない。（たぶん）
ただどこに行くのでも、これを着ていれば臆することがない。
私はカジュアルなパンツスタイルが多いので、時にはあぁあぁ、、と心ひそかに思うことがたまにあったので、
これがなくなったのがかなりのストレス・減。
スーツは結局便利なのね、、、といまさら知るのが、専業主婦である故か。
定年退職したオッサンが、会社に行くわけでもないのにスーツを着たがる理由がこれでわかったわ、安心感がある。
と、言うわけで（？）、お気に入りのスーツを着て明日からお出かけざんす。
しばらくお休み。
ちなみにスーツはぴったり体にそったつくりなので、これ以上太ることも、やせることも許されないざんす、とほほ。
