フェミニストを抹殺しないと生きていけない!

らしい人が「はてな」に多いのは何故なんでしょうな?
昨日は、巧妙にフェミニストをバッシングするタイトルのエントリがホットにあって、
トップのブコメが、お前、フェミニストにチ○コでも切られたか、と聞きたくなるようなものばかり。
最近のトップブコメはあてにならないので、ブクマが100を超えているものは最新のブコメを先に読むようにしている。
そのほうが意見が「まとも」なことが多い。
こと、フェミニスト関連だとその傾向が強い気がするけど、何でここまで恨み憎んでますかね?
世界にそこまでフェミニストっていませんよ、私は少なくとも、私以外で周囲にいないわ、わたしも別に名乗ってはないけど。
昨日のエントリもひどくて、まず「日本男性は暴力しないとわかってフェミニストが涙目〜!」みたいな煽り記事で、
その元になった記事を読むと、暴力を受けたという意識がまだまだ日本では浸透していないから数にはでにくいのではないか、
の、割と普通の論文と言うか、そんなにフェミニストがガツガツ反論してます!ってなモノではなかったのだよね。
それをこういう印象操作であげちゃうか、と、
まともな人間は元ネタを必ずあたるんで結局フェミ・バッシングをする人間てこういう連中なのね、と思うだけだけどね。
フェミたたきが怖いのは、自分の気に入らない女性に彼女がさほどフェミ的な意見を持っているわけでもなくても
「こいつはフェミだー!」と大声で叫べば、わらわらとある種の暴力性を持った男たちがわいてくる。
「フェミならば何をしてもかまわない!」と、パソコンか、スマホかの画面の前で醜い笑いを浮かべているのが見えるようだ。
たぶん、この手の「○○ならば何をしてもかまわない」の意識が、大きくなると「民族浄化」の虐殺に至るんだろう。
それって、楽しいものなんですかな?
私は常に自分が少数派であると自認しているので、たぶん殺される側に属するだろうとわかるんで危機感を覚えるんだけど、
フェミたたきをしている人は、「俺たちは正義を行っている!」と信じて疑わないものなんですかね?
若い二人の娘を持つ私にとって、世界は必ずしも若い女の子に親切に出来ていない、としみじみわかるし、
フェミニズムは私が若いころからどうしようもなく非力なままで、それは今後も変わることがないだろう。
それでもそれをたたくのがそんなに「正義」ですかね?
たぶん、これは「弱いものいじめ」でしかないのだよね。
いじめの対象者を何か悪いことをしでかしたかのように仕立て上げ「俺たちがやっていることはいじめではない!」とする。
世界から、いじめも、差別も、もっと言えば、男性が女性にする集団強姦事件も、なくなることはないだろう。
この、弱いもの、叩きやすいものを、徹底的に叩くことが「遊び」のようになってしまっているのでは。
発端が何であったとしても、フェミニストを叩け!とやっている今の状況は異様で異常、
学術界でのごく一般的なやり取りすら、歪んだ捉え方で煽りに使う、
そのやり方は、人として低劣であることにためらいがない、
ここまで人間性が腐っているのを平気で晒せるその羞恥心のなさだけは感心してやって良いか。
何でフェミたたきをいつまでもやってる連中って、こんなに歪んでますかね?
ま、私も二日続けて書く内容でもないとわかっているが、あんまりひどいんで、続けてしまったわ。
いじめって、誰かが根気良く指摘しないとなくならないんじゃないかな。私は個人でこつこつやるわ。