久々の読書記録。

はてなでは「フェミニズム」をエゴサーチしている人でもいるのか、久しぶりにブクマがついているわ、
コメント欄を見ると「何が何でも「フェミ」的なものは叩き潰す!」の異常性が見えるような気がするな。
この手の阿呆よけにコメント欄非表示を取らしてもらう、ごめんね、無駄に馬鹿の相手は出来ないの。
さて、今日は私は最近の読書のメモを。
この人はこの人でフェミニストだと思うが、
ご本人はむしろフェミニズムはあまり良く思っていない「内田春菊」の「すとまんが」
前作の「がんまんが」の続きで、人工肛門をつけた生活を描いている。
がん治療の進歩は近年目覚しいようで、ほんの10数年前までは死ぬ病気であったのに、最近は付き合う病気になっている。
大昔と違って人工肛門の機能も上がっているようで、今後もどんどん便利になるだろう、しかしやはり不便そうだ。
「におい」の問題も、どうなのか、ちゃんとしていればさほどでもないようだが、
数年前、医療関係者である親戚と某フレンチで食事したとき、異臭がして、私はトイレが壊れたのかな、と思ったら、
親戚が「誰か「すとま」つけてる人がいるんじゃないかな、調子が悪くなってる気がする」と、
そのうち、隣で食事していたご夫婦と娘さんが「お父さん、ちょっと」と席を立とうとしたんだが、
「まだ食事は終わってない!」と70前後の父親が意固地になっていて困っていた。
なだめすかされて、結局席を立ったんだけれど、この漫画で、人工肛門をつける男性がその手入れを自分でやろうとしない、
「妻にやらせます」と自分では無関心であるとの記述があって、なるほど、
この手の人は特に年をとった男性に多いだろうなあ、家族はへとへとになるよなあ、と涙した。
心配になったので、この漫画を買ったマイダーリンに聞くと、
「いや、ぼくは自分でする、君はきっとやることが荒い」と、実にごもっともなことを。私は雑なのでな。
「がんまんが」に続いて「すとまんが」は中高年は読んでおくべきかも。私は勉強になった。
それからこれはかなり前になるが「おひとりさま出産」の続編(?)、「おひとりさまかあさん」
ベテランかあちゃん(=ばばあ)の私は子育て方法に「うーん?」となること、しばしば、
基本的には別に大きな問題はないが、歯磨きだけは、何が何でもやらねばならぬ!と教えたほうがいいかも。
これは嫌がる赤ちゃんが多いので、心優しい母親は歯磨きをあきらめることもあるが、
皆、見事なまでに激しい虫歯になってしまうので、どれほど泣き喚かれても押さえつけてやるようにしたほうが、
後々に良いような。「何があってもやられる!」と子供がわかれば、しぶしぶあきらめる子が多いのでな。
出かけるので今日はここまで。