いやいやいやいや、、、(私信)

中学生は生きて動いているだけで「自主性」だから。
親が望む「自主性」なんて身に着けてないの「当たり前」だから。
と、まるで「孫」を愛でるようにネット越しに見守っているお子さんをかばってみる。
親はあせるし腹が立つのも十分すぎるほど、わかるんだけどね。
うちの成人した娘たちも、親が望むような「自主性」なんていまだもちあわせてないからねー、とほほほ、、、
とっくに人生の答えが出ている親の目からしたら「何やってくれとるんじゃー!」みたいなことを
平気で子供たちはやってくれるわけですわ、私も子育ての後悔は尽きないわ、、、(涙)
でも「だから言ったでしょ!」とは、もう成人しているんで、言わないようにしている。
未成年のときも実はあんまり言ってないと思うんだが、
子供は平気で「やっぱりああしておけば良かった」なんて言ってくれるからね、
それで私は夜中に思い出して「やはりあの時わたしが無理にでも○○させておけば良かった、、」
と悶々するわけよ、で、後日そのことを搾り出すようにして言うと
「えー、そんなこといったっけ?」と、
まあ、親である私だって同じようなことはしているだろうから、お互い様だろう。
親子関係はままならぬ、あきらめるしかないのよ、、、、
とはいうものの、複雑怪奇なお受験には期限があるのである程度は締め上げてでも動かさねばならないので
「親が手を貸す」ことにためらいを覚えないように、と、私が許すから、存分に手を貸しなさい。
なんて、実質、今は一番手を貸す、手をかける時期なんで「本当は自分でやるべき」とは思わなくて良いのよね。
そのためらいが親のストレスになるなら、それは必要ないもの、と切り捨てて良いと私は思う。
わたしがお子さんは賢いな、と思ったのは、助けが必要なときにちゃんとお母様にそれを伝えていること、
初めてのところに行くのは、中学生にとって大きなストレスだ。
こじらせているのが当たり前の中学生は不安で仕方なくても突っ張って、「一人で出来るもん!」をやる。
でも「一人で出来るもん!」どころか、下手したら講座の途中でばっくれたりして、
それで余計に親には何も言えなくなる。
ちょっとした手違いがあったとしても、とりあえず最後まで参加したことは私はえらいと思う。
色々緊張しているのよ、、初めてのことだものね、、
うちの上のお嬢様は、なんでも自分でしなければいけない!と凝り固まっていて、
負荷が過剰にかかっていても、自分が何に困っていて、何を相談したら良いのかわからず時々爆発する、今でも。
これは困るのよね、、、過度にわたしたち両親が「自主性」を尊重したせいか、と反省している。
助けて欲しいときにちゃんと助けて、がいえるのは十分「自主性」なので、心配しないで、と余計なお世話を。
それにつけても、都心のお受験の複雑怪奇さよ、、、泣ける。