おじょうたちのこのごろ。

上の娘がはじめての部下と言うか、後輩と言うか、の指導に手を焼いている。
「びっっっっくりするくらい、何も出来ない!」そうで、そもそもパソコンが使えない。
えぇえぇえぇえぇえぇ、、(エンドレス)だそうで、「最近の若者は」なことをイマドキの若者が言っておりますことよ。
「小学校でさわったことはないの?」と聞いたものの、ポッカーンって感じで、
見事なまでに幼稚園から私立育ちだそう。とりあえず、スマホは使える。
でも社内の簡単なメール送信に5分以上かかるとかで「そんなの1分ですむでしょう!」って
いやいやいや、それはあなたが異様に早いだけ。にしても5分以上ではいらいらもするな。
手が足りないからと回された人間がここまで使えないと意味がない、と上に言って
また別人材が入る予定ではあるものの、使えないままの彼女は相変わらず。
実は別部署であまりにも出来ないのでたった1週間で返品されている。
夏前からあまりにも「出来ない、出来ない」の話を聞かされたので「コネ入社なんじゃないの?」とわたしが言うと、
「そんなはずは」と真面目な娘が否定したが、やはり「コネだった」と最近わかったそうで、とほほ、エンドレス。
実のところ、娘の会社はコネ入社のほうが多いようで、それに気がつかないうちの娘は、、(涙)
まともな入社試験で入ってきた人材はどうも娘一人くらいのよう。とほほほほほほほ、、、、、(エンドレス)
いやまあ、世の中、そんなものよ、
コネで入ったからと言って仕事が出来ない人間ばかりではないので、お嬢は今まで気がつかずにすんだが、
コネで入った、つか、コネ以外では到底入れない人間がこの世の中には存在するとようやく理解する、ずれたお嬢。
そんなに仕事が出来ないと、居づらくなって辞めるんじゃないかな。
お嬢は彼女の出来なさにもなれたので、ストレスも減って激太りも解消中、これが一番わたしにはよし。
家でもてあまされ、外でももっともてあまされ、の人材はこれからどうなるんでしょうな。
一方、院生の下のお嬢は週末ごとにあちらこちらに飛び回る生活をしている。
大学内でシンポジウムがあったり、共同研究の某企業のプレゼンテーションに参加したり、
最近は、お嬢主体で企業側へのプレゼンテーションがあったそうで、と言っても、
先生が来てくれて、お嬢が言ったことをいちいち繰り返し、企業側の方々がうなづいてくれるとか。
理系は学部時代から、この手のプレゼンテーションを学生に行わせるようで、コミュニケーション能力が高まりますな。
普段は研究室に閉じこもっているものの、定期的に外部との折衝があるので、
世間一般でいわゆる「理系・オタク!」のような人材は、一部のよう。
「大学のお金でいろんなところにいけるのはうれしい」と、
でもそのお金が入るのは「あと」からなんで、経済的に大変な学生がいるかも。
だからあの奨学金案内の嵐なのか、、と納得したざんす、終わり。