上のお嬢はもう見るからに「仕事できる！」って風体になって、すごい。
彼女は見ためはスィートな人なので、わたしの好きなふんわりお嬢様スタイルが似合うけれど、
中身が激辛なもんで、その激辛ぶりがあふれ出るようになって、似合う服も変わってきた。
紺のピンストライプのワンピースが悲しいほど似合っているわ、、、（涙）まあ、いいんだけど。
上のお嬢は服に執着心が昔からあまりないので、
一緒に買い物に行って「これ、似合うんじゃね？」と言うと素直にそれを試着して、自分に似合うと思えばすっと買う。
「こっちとこっち、どっちがいい？」の場合、仕事のどの場面で着ることになるか、を基準にして選ぶ。
それ以外はほぼわたしのオーダーが通るので無理に付き合ってくれているのかも、と聞くと、
「そんなことはない、ママの選んだ服で文句を言われたことがない、むしろいつも評判が良い」と、
ありがとう、ネット。ネットで教えを受けたり、情報を拾ったりしているおかげ。暇なおばはんなのでな。
上のお嬢とのショッピングは申し訳ないほどスムースに行くのだけど、下のお嬢の場合はそうじゃない。
下のお嬢はいまだ「奇天烈」風味が消えなくてな、、、（涙）
研究室唯一の「女子」ということで、何かと表に出されることが多く、しかも公的なシーンが多いので、
黒のスーツは擦り切れるほど着て、じゃあ、たまにはおねえちゃんみたいなオフィスカジュアルはどう？と
とあるお嬢様ブランドで素敵なワンピースを買ってやったが、すぐ着こなしを自分風に奇天烈にする。
うまく着こなしているのね、、、と思えば良いんだろうが、何故すっとそれを一枚で着ませんかね？
先日帰省してきたときに、秋にちょうどよさそうなセットアップがあったので買ってやって、
着るとお嬢様に見えるしよく似合っているので下宿に着て帰りなさい、と言うと、
「しゃあない、お嬢様のフリをして帰るか」などと、口が減らん。
ラインで友達との飲み会の写真を送ってくれて、
そのトップスだけを着ているのを見て、ボトムを奇天烈にしているので、わたしのイメージとはかけ離れている。
何故、うちの下のお嬢は、自分の見た目を奇天烈にしたがるのか。
以前も下のお嬢に大変似合うワンピースとカーディガンをセットで買ってやって大変ご満悦だったけれど（わたしが）
それをそのまま着てくれることはほとんどないようだ。
研究室にたまたまそれで行ったときどよめきがおこったそうで
「おんなのこだ、おんなのこがいるぞー！」「あ、よく見たら（娘の名前）だった」みたいな、
工学部男子は女の子がいるというだけでなんだか威嚇されている気分になるのか、とにかく居心地が悪かったよう。
それでも対外的には明らかに
「うちの研究室には女の子がいるんだぞ、どうだ、まいったか」な立場で出されているので、
それを少しは意識しても良かろうと思うが、難しいもんですかね。
服をさらっと着るのは、それなりの才能がいることかもしれん。
下の娘が今最もよく着ている服は「作業着」、とほほほほ、、、（エンドレス）
