季節もの。

毎年センター試験のときは寒波が来て雪が降るのはなぜなのか。受験生にとってはいつも辛い、受験生の親にも。
今日、センター受験生は学校で答えあわせをして出願準備に入るわけで、
クラスに一人くらいは「ああー!」と発狂する生徒が出現するらしい。「こんなミスが!」は必ず出てしまう。
出来るだけ正確な予想点数を出して、予定通りの大学に出願する学生もいれば、
何度も親を交えた先生との面接で志望大学を変える生徒もいる。この生徒がかなり難しい、親ともども。
浪人覚悟か、現役入学を目指すか、わが子たちの進学校の特進クラスはこのデッドラインをぎりぎり歩く生徒がいて、きつい。
地方の進学校の現状はこんな感じで、都心部中高一貫私立校とは大分趣が違うんだろうと思う。
ネットの知り合いもお子さんが大学受験をされる方もぽつぽついたりして、
「大変でしょう?いまどきの大学受験」と肩に手をぽんと置きたくなる。
「親が手を貸すのは当たり前ですよ」と、その答えに到達した保護者を持つお子さんは大体安心、問題はない。
もう何年も前になる子供たちがお受験していた時期に、ネット記録を残せなかったのは、残念に思っている。
子供と親がどうかかわるかの実情を克明に書くべきだったが、
その時期、まだネットは「金」よりも「いかに気に入らない奴を潰すか」に熱狂していたので、書けなかった。
あの時期に、私がしていたことを細かに書き綴れば、必ず文句を言い出してくるやつがいたのは確信している。
「子供の自主性を!」なんて、現実を少しもわかってない人間が必ず絡んでくる。
「子供の自主性」なんてのはね、一定条件が整った都会の恵まれた人間だけが尊重できるものですわ、
大学受験を経ずにそこそこの大学に入学できる大学附属一貫校のお子さんたちにはどうぞ尊重してやってくださいませ、
と、一時期散々私に絡みついたメンタルヘルスに難のある連中に教えてやりたい。
何でまたあんな阿呆に絡まれたか、これも私の不徳のいたすところか。単に相手がほうがいに阿呆だっただけだが。
それはともかく、国立大学志望者でも、センターが最後の試験の生徒たちは相当数存在して、
最終的に2次試験を受ける学生はさらに少なくなるのが地方でも現実だ。多くの受験方式があるからね。国立でも。
上の娘の時よりも下の娘のときがさらにその傾向が強くて、秋ごろから行きたい大学に小論文を送ったり、面接したり、
最終的にセンター試験の点数で合否がわかる、それで受かったら2次試験は免除、の国立大学は多くある。
もちろん学部、学科によるので、最難関大学の最難関学部、難関学科にはその道はまだない。
覚悟して2次試験に挑むのは、進学校の中でも最優秀層になる。その子供たちのサポートは大変なのよ、、、(涙)
私が佐藤ママを尊敬するのは、それを見事にやり遂げたからで、ネットで彼女が不評なのは残念だ。
彼女の真似はなかなか出来ないが、考え方を参考にするくらいはしてもいいと思うけどな。
それはともかく、全ての受験生とその保護者たちによき春が訪れますように、とおばはんは、毎年祈っている。
上のお嬢の春はあの震災で世界は閑散として辛かった。あの春がもう2度とないように、心から願う。
ちなみに大学に合格したら、トイックの勉強を春休みにチョコチョコやるのをお勧めしておく。
これは文系理系ともに必要、終わり。