服装談義。

娘たちには「似合う服、似合う服!」とうるさく言ってる割にいまだ自分が着る服に悩む。
年々「似合わない」が増えるのでなあ、、、(涙)
しかも、ここ数年、季節の変わり目ごとに数日都市滞在しているので
ちょっとした寒暖の差で周囲が着る素材や色ががらりと変わるので、その対応が私には難しい。
そもそも最近は「西へ東へ」どころじゃなく「北へ南へ」になっている。
ファッションの傾向が町によって全然違うのだよ、明智君。(誰だよ)
北・東はお地味であるのでアテクシが普段上方エリアの正統派おばはんとして好む服は明らかに浮く。
西はともかく、今回南エリアと言う新たな分野が加わってこれがいまいち、よくわからん。
なんだかんだで観光客エリアにしか行ってないしな。
福岡市内でも博多と天神とではファッションの傾向が大分違うようだ。
天神では上方文化エリアスタイルで浮いてる気がしなかったが博多では若干の居心地の悪さを感じる。
博多は新幹線が乗り入れていて「東京風味」。洗練されたオサレデパート阪急もあるしな。
これは博多は素通りして天神で買い物をしろ、と言うことか。で、はじめはよくお世話になった阪急を見捨てている。
天神には大丸と三越があるので助かる。あと伊勢丹と提携している岩田屋もある。主に地下の食品売り場に出没中。
話をファッションに戻して、今月、福岡と東京に行くことになって、服装に頭を悩ます今日この頃。
福岡は先日行ったときはまだまだ暑かった。しかし、福岡は急激に気温が下がることがあるらしい。
ババアは冷えると弱るので、さて、何を持っていくべきか。
この季節、色と素材のを上手に選ばないと全く「はずした!」感あふれるスタイルになるので辛い。
そして移動するおばはんの最大の敵「しわ」!服の「しわ」!!
さぁ、上方のおしゃれマダムとして出発だ、と目的地で立ち上がったとたん、後姿にくっきりとしわが、、
なんて日には打ちのめされて、声もでない。
お前、その値段でこれかよ、そこに直れ、成敗してくれる!なんてブランドがこの世にはありましてな、、
ニット素材でも侮れないのだよ、たぶん、何らかの加工が施されていなくては、ニットでもしわになる。
最近、ようやく意外にも「防水加工」をうたう素材がしわになりにくいのを知ったわ、張りもあってきちんとして見える。
夏は化学素材のものがしわにならないので愛用してきたものの、
秋口は色が秋色でも化学素材はどこか冷たく見えて、おばはんの心を冷やす。
この時期はシルクとウール混紡の薄い素材が便利ではあるものの、いまだ定番となる名品には出会えず。
毎年無印で買うのもなあ、、と思っている。いや、普段は無印で十分以上なんですが。
いっそ、コートで全てが隠せる季節が早く着て欲しいものよ、と願う毎日。
本当におしゃれな人とは、たぶん季節の変わり目に頭を悩まさないのであろうなあ。とほほ。