さいきんのわたくし。

7月はじめに交通事故にあって右手を負傷、しばらく車の運転も出来ずに逼塞し、
トイレで紙を使うのも苦労して、ウォシュレットってありがたいよな、と日本の技術に感謝し、
多機能な「右手」を思い、下の娘から聞いたロボットに人間の動きをプログラムする難しさをしみじみ理解する。
今でも右手はどうかした拍子に痛いわ、、、(涙)年のせいでもあるのかね。
二人のお嬢たちは相次いでばたばたと短く帰省し、結局、姉妹で顔を合わせるのは正月になってしまうね、と、
しかしこのお二人は、何故基礎化粧品を帰省時に持って帰らないのか、
あてくしの大切な基礎化粧品を遠慮なく使って帰って行ったわ、ま、いいんですけどね。
お嬢たちは相変わらず非常に忙しく、上はここ1ヶ月の激務で激太りをしていて、母ちゃん、驚愕、
「わかっていたけど、体重計に乗るのが怖かった、、、」と、落ち着いたらやせる、と、これはなんとかなるだろうが、
問題なのは院で実験に継ぐ実験、共同研究発表があった下の娘の激やせぶりで、「食べる暇すらない」と、
帰ってきたときは出来るだけ食べだめをさせてしまったわ、とりあえず一段階は過ぎたので少し今はましだとか。
とは言うものの、毎日深夜12時前後まで研究室にこもって土日もなし、
それでもやっていける彼女のあの体力と根気は何処で培われたものか。中学から体育会系部活をしているせいか?
下のお嬢はたぶん就活で苦労することはないだろう。
今ですら、結構な争奪戦があるようで、理系の就活はかなり特殊なのをうすぼんやりと知った。
お嬢は非常に特殊な専門にいるので、人が元々足らない上に、女性がほとんどいない、
そういうところで路を拓く人間になったようだ。
だから人の3倍努力する、元々その道での能力が高い上に他人の3倍の努力をするから、より優秀になれる。
わたしが少し前に女性医師の数問題でぐちゃぐちゃ言ってるのに憎しみを感じたのは
どれほど努力を重ねたとしても「でも女だろ、」ってな一言で、すべてが済むように考えているあほな男が多いから。
アホで努力しない男ほど、この手のことを言いたがる。
男でもこれほどの努力は出来ない、と言うレベルに達した人間であるにもかかわらず、
「でも女じゃん」でその存在を片付けられると信じている、そのあまりにも劣った感性にめまいがする。
とは言うものの、賢い女の子はそういう阿呆を瞬殺して先に進めるようだから、それが本当に「頭が良い」ってことだろう。
お嬢は女性の数が少ないことで受けるメリットに応えられるよう努力をする、その努力は苦にならないらしい。
すごいなあ、と、私もネットで見たものに腹を立てるような無駄はしないように努力をするかな。
激太り、激やせ、と言いつつ、数日帰省しただけで、結構二人ともすっきりしていくので、若いっていいな、と思ったのでした。
母ちゃんは、出し殻状態ざんす。おわり。