雑談。

ちきりん氏の記事を久々に読んで、ちきりん氏は相変わらず「社会派!」的なことを書くんだなあ、と半分感心しつつ、
半分あきれたり。
今回の記事は文科省の官僚汚職事件についてなんだけれども、かの二人が「早稲田閥」であることには一言も触れないんだな、
わたしは東大以外には冷たい官僚組織であることよの、、、(涙)の感想が強いんだけど。
「馬鹿息子の点足し」官僚がのし上がれたのはたぶん閨閥がかかわってるんじゃないか、
汚職すれすれのことをして辞任した政治家の娘婿である某氏は組織の中では目障りな存在だったんじゃないか、
官僚組織に20年以上残れる人間って、人間性に難があるというか、サイコパスすれすれだったり、
とにかく、どこかが超人的なんじゃないか、普通の感覚ではいつまでも残っていけない、それが「官僚」。
それはともかく、ちきりん氏の記事にすっきりしないものを感じたのは、
最後に御自身の「○ッキンゼー」を妙に持ち上げる結論にしていること。
わたしはこの一言で、昨今の「コンサル」流行が語るに落ちた気がしたわ。
私は不思議でしかたがないのだよね、やたらと「カコイイ」就活サービスが外資コンサルタント会社をもちあげるのが。
なるほど、これは自分たちを高額に吊り上げる「マーケティング」なのだね、
必要以上に自分たち組織を大きく見せている。
まともなコンサルタントって、たぶん大学卒業と同時に国家資格を持っているか、
別の業界でトップクラスの業績を上げた人間以外、なれるもんじゃないのだよね。
なのに何故か就活ビジネスでは広告効果のひとつになってる。
何でこんなに「マッ○ンゼー」なんかが大きく広告されるのか、
きちんと仕事をするよりひとつの「勢力」として社会に印象付けたほうが「おいしい」んだろう。
いやはや、確かに「コンサル」って怖い、仕事ではないところで仕事をしている「フリ」をする、まともな職業ではないわ。
こういう米国式「印象操作」がどのような方向に向かうのか、わたしは純国産人間として反発を覚えるな。
官僚組織の話に戻せば、私の子供世代で官僚を目差す、実際官僚になる人間はじいちゃんの代から官僚一筋であったりして、
なんだかんだで日本は階層社会だぜ、全く嫌になる。
とはいえ、その仕組みがいまだに日本を多少なりとも支えていることを思えば、
ちきりん氏が言う「若手官僚が赤子のように悪徳コンサルタントに篭絡される」図式を疑いたくなる。
今回の一件は、頭脳戦であり、パワーゲームであり、意外な自浄作用が働いている、と見てもおかしくないような、
とはいえ、この人たちが早稲田ではなく、東大ならもう少し穏便な形で終わった件かもしれないね。
官僚の家に生まれたとはいえ、東大に現役合格できず、泣きながら早稲田、慶応に行った人たちの屈折と苦難が見える気がするわ。
官僚になっても、東大閥ではないことで永遠の悲痛を抱え込む、
ほんでまあ、政治家の娘と結婚して馬鹿息子が出来て大学入試で苦労したりして、
でもぶっちゃけ、医師国家試験で点足ししかねないのを組織がぶっ潰したってことで良いんじゃないか、
アホ医者ってもう既に有り余っているしね。
ちきりんさんも甘いことを書くねえ、と言うか、そんなに広告しないと儲からんの?「○ッキンゼー」、
てなことを考えたのでした。ちきりんさんの記事についたブコメはどんなのがあったのかな?見えないと不便だな。
ああ、やっぱり今日も手が痛い。しばらく休むざんす、終わり。