ネット雑記。

久々にホットエントリをのぞくと、知名度アップのためなら何でも売ります!的なブログがあって、
はてなはお変わりなくお元気そうで。
某「み○ほ」銀行案件ですが。
これ、狙ってなかったら、よほど銀行は人材不足だったと見える。
完全に守秘義務違反していると思うけど、「すぐ消したから、セーフ」になるんかね?魚拓で読んだが。
魚拓で読んだ内容は実は当たり障りもなく(ブコメで騒ぐほど悲惨でもないように思う私はおかしいのか?)
都銀の規模なら、そうなるのはある程度想定内じゃないか、
ネットで「激務ゥ」とか言ってる人のレベルはひょっとしてものすごく低いんじゃないか、
なんて考える私は「昭和」脳なのか、自分の常識を疑うなあ。
それはともかく「すぐ消したから、セーフ!」になるレベルではなく、
「これからはまったり普通のぶろぐでぇ」とかで済むと本当に思っているのなら、
すぐアカウントごと削除して、別ブログを立ち上げたほうが良いんじゃないか、
続けるつもりなら、確実に「売名」行為、そのうち「ノート」だのなんだので記事を売り始めるんじゃないかな。
某銀行の人集めに奔走した人の今後が心配だ、それもたぶん外注なんだろうが。
それでもその人に発注した人もいるだろうから、困ったことにならなきゃいいんだけれども。
多少の小銭で平気で他人の信用まで売り叩く人がいるのに、いまさらびっくり。
ブコメで「こういうのわ〜か〜る〜!」なんてまったり書いてるレベルのことではないと思うが。
はてなをぐるっと見回すとここしばらくは「貧困!」「底辺!!」なんてので売名はしばらくお休みらしい。
まあ、「毒親」とならんで人気手法であるので、ほとぼりが冷めたころ、またはじまるだろう。
私はしばらく前に「農業アイドル」なるまだ若い女の子が自殺した記事を読んで、
これこそ「貧困」「底辺」問題のリアルと思った。
確か自殺されたお嬢さんの母親の手記だったと思うが、この母親を叩く人が相当数いるようで、
「底辺育ち!」とある意味「勲章」のように振りかざす連中のあまりのレベルの低さ(高さ?)に泣けた。
母親が上手に立ち回れるようなら、そもそもこの子は「アイドル」なんて目指さないんだよ、
母親の淡々とした語り口はよほど上手に編集した聞き取りの人がいたんだろうが、
ほぼ底辺で踏みつけにされてきて、考える能力を失った人の発想が感じ取られて、
だからその子は無理を承知で限界までがんばって、絶望しきってなくなったんだろう、と切なかった。
「母親のような負け犬にはなりたくない!」がその母の言葉の行間から垣間見えて、
娘を亡くしたこの女性を平気で叩ける連中は、どんだけ、親に甘やかされて育ってきたんだ、
こんなにもリアルな貧しさを体現した文章は、ネットで初めて読んだ気がしたわ。
この母親には誰も後ろ盾になってくれる人がいない、故に現実社会で叩かれるだけ叩かれてきて、
もう感じること、自分で何かを決めること、あがくことを諦めている。
それでも心から娘を失ったことを悲しんでいる、なのに「もっと母親らしく!」と叩く人がネットには多い、
ネットの「底辺育ち!」「貧困問題!!」の薄っぺらさを改めて実感した。
底辺育ちの上澄み層とはあがいてもはいあがることがかなわない人たちの哀れさ、やるせなさを理解できるほどに、
非常に高い能力を持った人間ばかりだと思っていたがなあ。
なんせ、ネットの自称「底辺出身」者は、なぜか義務教育中から私学育ちだったりするからね、
本当に、嘘っぽい。
ネットの小銭稼ぎの売名行為はその心が救いがたく低劣で、「自称・底辺育ち」以上に深刻だ。