日常。

昨日から体調を崩す。
もうすぐ下のお嬢の卒業式だというのに、参加できるのかしら、、とほほ。
下のお嬢は卒業旅行から帰って今は卒業間際、最後の大騒ぎを続行中。大学部活の仲間とは今後も濃い関係が続くか。
工学部の友達と男女混合で行ってきた海外旅行は学生らしい貧乏旅行だったが、話を聞くとすがすがしく感じられる。
ネットで何千万、時には億稼ぐとされるキラキラ人物たちの日常から感じられることがない「豊かさ」があるのは何故か。
たぶん「知恵」があるからなんだろう、それから計り知れない可能性と希望と、様々な困難を楽しむ余裕と。
彼らはなんと賢いのか、と感心したのが、セキュリティーの面でだけはお金を惜しんでいなかったこと、
綿密に調べ上げて危険と思われることからは極力かかわらないようにして、「チームワーク」で乗り切っていた。
笑えたのが、滞在先で洗濯してお互いの「パンツ」をたたむ関係にまで発展して、パンツのたたみ方の効率性を話し合ったこと。
本当に「濃い」関係だ。男女関係を遥かに越えた関係と言うのはなんとなくわかる。
女の子がマメにラインでそれぞれの母親に連絡を送っていて、それを見た男の子が
「母親の反応の仕方に出自の違いがわかって面白い」と言ったとか。目の付け所がすごい。
同じことを連絡しても、それぞれの母親からの返事がぜんぜん違っていたそう。
みんな心配しているけど、その出し方が違うのだよね。
「学生時代しか出来ない旅行が出来た!」と娘は喜んでいた。
ところで、先日、卒業式で着る袴姿の前撮り写真が届いた。
「写真も腕前」としみじみ。
相変わらず、下の娘は「フォトジェニック」で美しいできばえなのだけれど、地元で撮ってきた写真ほどではない。
思えば、地元の写真館ではずっと子供のころから撮ってもらってきたのだよね、故に娘の個性をよく理解してくれている。
一見、普通に可愛い女の子だけれど、繊細でいながら強い意志力が現われる「貌」が地元の写真館では撮れていた。
「写真も愛情」とは本当のことだったのね、、アウェー地で撮った写真からは、それが感じられなかった。
やたらいじりたがるちゃらい若い男が撮ったせいか。相性が悪かったわ。(涙)
出来れば、娘の結婚写真は地元の、寡黙だけれど、娘の一番良い部分を理解して撮ってくれるおっちゃんに頼みたいものよ。
上の娘のときも、都内の「アウェー地」で撮ったが、これはかなり出来が良かったので、気がつかなかった。
真面目な感じの、私より少し年下のベテラン女性カメラマンと上の娘の相性が良かったんだろう。
とてもきれいに撮ってもらえた。いまさらながら、感謝。
もう学部生の子供がいなくなる。院生の母ちゃんか。年をとったなあ。