マイダーリンが「ぼっち・キアヌ」の「ジョン・ウィック」を見たがったので二人で見て、
ダーリンいわく「愛犬が殺されたのでキレるキアヌ」らしいが、私には大切な車を盗られたのでぶちぎれたんじゃないか、
と思っていたら、やはり「愛する妻を失って、その妻がくれた最後のプレゼントである犬も殺された」と本人が言ってるので、
やはり「お犬様」映画なのか、しかしどうにもマフィアとその息子があほ過ぎて、息子がアホなのはともかく、
お父ちゃん、あんた、ほかに子供はいないのか、
これから作ることだって出来るんだから、ジョン・ウィックに息子を差し出したら？
とマイダーリンに言うと、「子供がいるとは思えぬ発言」といわれ、うちの子は別だよ、そもそもこんなに出来が悪くない、
マフィア父ちゃんはお金持ちだし、そんなに年もとってなさそうだし、息子の出来が悪いのもわかってるんだから、
あきらめたほうが、良いんじゃない？が大人の感想だと思うなあ。
そして何故、キアヌ、最後に犬を盗む？
これはシリーズ化しているようなので、やはり、次も犬がやられるんだろうか？
つか、キアヌの役「ジョン・ウィック」はみんなが知ってる凄腕の殺し屋なんだから、
なんでそういう危ない男をいちいち挑発しますかね？マフィアって馬鹿なの？とパート２予告編を見て思う私。
「馬鹿なの？」といえば、現首相の奥様、アッキー、この方は１０年ほど前から私は注目して来ている。
首相夫人が桁外れの阿呆でも、お金があれば何とかなるものなのかね、と思っていたら、今の状況を見る限り、
何とかなってるような気がしないでもないような。（適当）浮世離れしている人であるのは確かなことよ。
しかし、今回の件で許しがたく思うのは、お金持ちのお嬢様で首相夫人であるアッキーを守るためには
どんなにでも法を曲げるが、一般庶民で、一番末端で苦労している公務員を自殺にまで追い込む、その構造。
これは、自殺でもしなければ、家族ごと国に葬られることが見えてしまった人の最後に出した答えなのだと、私は思う。
死ななければ、無茶な要望に応えた自分がすべて悪いことにされて、おそらくは年金も退職金ももらえないどころか、
塀の中に放り込まれる、悪いことなど、自分からはしたくなかったのに。させられただけなのに。
死ぬことでしか、家族を守るすべが見つけられなかった、そこまで人を追い詰めた、これは国家が犯した最大の犯罪だ。
アッキーが馬鹿で、森友がトンデモなのは、私としてはどうでも良い。
馬鹿とトンデモはいままでだって存在したし、これからも存在し続ける。
でも理不尽だけは、許してはおけない。
一番、責任のない人に責任を押し付ける構造はもうなくさないといけない。
私はもうすぐ大学を卒業する下の娘が、大学部活で、一度、何も悪くないのに、全ての責めを負わされて、
弾劾のような委員会を立ち上げられて、そのミスは全て娘の責任だと記録に残されたことを忘れられない。
形だけのことで、みんな実はその部門のトップ一人が悪いのを知っていたけれど、記録には、娘のミスにされている。
この悔しさは、親の私でも、強く残る。娘は静かに泣いていた。あまりの理不尽に。
そのことを思い出させて、辛かった。組織は一番弱い立場の人間一人に理不尽を押し付ける。
娘は歯を食いしばって、それでも４年間、部活をやりあげた。留年することもなく。
大学部活のとんでもない構造はそのうち書き残しておこう。
最近、公立校の部活が槍玉に挙げられているが、大学の部活の闇ほどではないんじゃないかな。
大学部活の闇は深いよ、ほぼ、官僚構造そのまんまだからね。
もうすぐ娘も世界漫遊から帰ってくる。そのあとは、卒業式。よくがんばった。
